草刈民代、温水洋一、入江雅人らが出演の舞台『物理学者たち』9月19日(日)から本多劇場で上演
舞台『物理学者たち』ワタナベエンターテインメントDiverse Theater『物理学者たち』が9月19日(日)から本多劇場で上演される。
Diverse Theaterは、ワタナベエンターテインメントが新たに立ち上げた様々なクリエイター、プロデューサーとのコラボレーションにより、演劇の可能性を拡げる実験的な新プロジェクト。
今回は、フリードリヒ・デュレンマットの作品『物理学者たち』を山本佳樹の翻訳、ノゾエ征爾の上演台本・演出で上演する。
出演は草刈民代、温水洋一、入江雅人、中山祐一朗、坪倉由幸(我が家)、吉本菜穂子、瀬戸さおり、川上友里、竹口龍茶、花戸祐介、鈴木真之介、ノゾエ征爾。
STORY
物語の舞台は、サナトリウム「桜の園」の精神病棟。そこに入所している3人の患者-自分をアインシュタインだと名乗る男、自分をニュートンだと名乗る男、そして「ソロモン王が自分のところに現れた」と言って15年間サナトリウムで暮らすメービウスと名乗る男-。3人は「物理学者」であった。
そのサナトリウムで、ある日看護婦が絞殺された。
犯人は通称“アインシュタイン”を名乗る患者であり、院長は放射性物質が彼らの脳を変質させた結果、常軌を逸した行動を起こさせたのではないかと疑っていた。
しかしさらなる殺人事件が起き、事態は思わぬ方向へ・・・。
【草刈民代】
人は自ら発見したものによって、自らの首を絞めてしまうものなのでしょうか?
台本を読みながらいろいろな思いが頭の中を駆け巡っています。私が演じる「院長」が見ている世界は、どんな景色なのでしょう。とても難しい役ですが、どう演じることができるのか、とても楽しみです。
【温水洋一】
デュレンマット。「物理学者たち」。
全く知らなかった劇作家で、もちろん読むのも初めて。
いやあ面白かったです!
読めない展開。登場人物全員オカシイ。
何この戯曲!って感じです。
この役を自分が演じるのか!ってワクワクするけど、そう簡単には楽しませてもらえないだろうな。
でも、せめて終わった時にこの作家とこの戯曲に出会えて良かったな、と思えるように。
ノゾエ征爾さんの演出と最高のキャストでこの猛暑の夏。
沢山稽古します!
舞台に立てる喜びをかみしめて。
【入江雅人】
個⼈的な楽しみは、久しぶりに温⽔くん、中⼭くんと共演すること、ここ数年で⼀番共演してる川上さんとまた芝居ができることです。ノゾエさんの演出も楽しみにしてます。初めてご⼀緒するキャスト、スタッフの⽅々との出会いで世界が広がれば嬉しいです。あと翻訳劇だと気取った⼤きな芝居になりがちなので、いつもと変わらない⼒を抜いた⾃然な演技を⼼がけようと思ってます。
【中山祐一朗】
今作出演がリリースされてから「次の出演舞台『物理学者たち』ですよね~」と話しかけられる事が多い。
それを嬉しく思いつつ、こんなマニアックな戯曲を話題に話しかけてくれるなんて、この人凄いなぁと僕は思ってしまう。
そんな普通人間の僕だが、こういうマニアックな戯曲の舞台に誘っていただく事もなぜか多い。
どういう事かは分からないけどいつも通り頑張って楽しんで演じて、カクテル感や化学変化を観客様に楽しんでもらえたら!と思います。
【坪倉由幸(我が家)】
今回、演出のノゾエさんをはじめキャストの皆さん初めてご一緒する方々ばかり。凄い先輩方だし緊張もありますが、一緒にできるという楽しみの方が勝ってます。
もう台本は面白いので、これから稽古しながら皆さんと更に面白い作品にしていきたいと思ってます。
一ヶ月後、いや一週間後がどういう状況になっているか分からない今の世の中ですが、万全の準備をします!そしてたくさんのお客様にこの作品を観ていただける事を願っています!
本作のプレイガイド先着先行予約の受付期間は8月7日(土)~11日(水)まで。
チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、カンフェティにて先着順で受付される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
ワタナベエンターテインメント Diverse Theater『物理学者たち』
【作】フリードリヒ・デュレンマット
【翻訳】山本佳樹 【上演台本・演出】ノゾエ征爾
【キャスト】
草刈民代、温水洋一、入江雅人、中山祐一朗、坪倉由幸(我が家)、吉本菜穂子、瀬戸さおり、川上友里、竹口龍茶、花戸祐介、鈴木真之介、ノゾエ征爾
2021年9月19日(日)~26日(日)/東京・本多劇場