TheStoneAgeヘンドリックス第13回公演『それなのに楽しいと言う』8月31日~9月3日 大阪・インディペンデントシアター1stにて上演


宣伝美術 朝田大輝

The Stone Ageヘンドリックスの第13回公演『それなのに楽しいと言う』が8月31日(木)から大阪・インディペンデントシアター1stで上演される。

TheStoneAgeは1998年夏に旗揚げ。2010年より朝田大輝の作・演出による「TheStoneAgeヘンドリックス」を開始した。
駅のホーム、ゾンビが暮らす山村、お通夜、天狗が見守る町、結婚前夜、13回忌、港町、複合商業施設の休憩室、金剛山の麓、保養所、神社、漫画家の仕事部屋などを舞台に「愛と笑いのドラマ」を追求してきた。


第12回公演「ふにゃふにゃ、夕立、夏霞」2022年10月インディペンデントシアター2ndにて

今回上演される舞台『それなのに楽しいと言う』は、63歳のきぬよが昔の劇団仲間に誘われて芝居の稽古を始めたことから、ストーリーが展開していく。
出演は中井正樹、一瀬尚代、一明一人など。
作・演出は朝田大輝が手掛ける。

STORY

流水先を争わず――

きぬよ63歳。夫に先立たれ、楽しみと言えば野良猫にエサをあげること。そんな野良猫も最近は姿を見ていない。
そんな折、昔の劇団仲間が訪ねてきた。
「きぬよ、また一緒に芝居をやろう!」

なおみは、同級生の電話に困惑していた。
「最近、おばちゃんの様子がおかしいから、いっぺん病院連れていった方がいいかも」
母、きぬよに認知症の傾向が見られたからだ。嫌がる母を説得し、病院に連れて行くなおみ。
あれだけ大きく見えた母の後ろ姿が小さい。

仲間の説得を受け、しぶしぶ芝居の稽古を始めるきぬよ。だが数十年ぶりの芝居は楽しかった。
ついに公演を打つまで話が進むも、こんな年老いた自分が舞台を務めることができるのか悩むきぬよ。
しかし、もう一度あの光り輝く場所に立ちたいと思った。
きぬよ、人生最後の大舞台の幕があがる!!

 

朝田大輝(脚本・演出)

今作は母の認知症から着想を得ました。
認知症は家族や近しい方々にとっては、とても悲しい病気です。
しかし、当の本人はどう思っているのでしょうか? 不必要なものが削ぎ落とされ、本当に必要なものだけが残る。
新しいその場には、幸福や救いがあるのではないか?
母をみて思ったことを、祈りを込めながら描いています。
皆様のご来場を心よりお待ちしております

 
本作は8月31日(木)から大阪・インディペンデントシアター1stで上演される。
詳細は公式サイトで。

(文:エントレ編集部)

公演情報

The Stone Ageヘンドリックス『第13回公演「それなのに楽しいと言う」』

【作・演出】朝田大輝
【出演】中井正樹、一瀬尚代(baghdad cafe)、一明一人(プランニングエッグ)、大西千保、川本三吉、酒井美樹(四畳半ヤング)、武田操美(劇団鉛乃文檎)、西原希蓉美(満月動物園)、山田あかね(テアトルアカデミー)

2023年8月31日(木)~9月3日(日)/大阪・インディペンデントシアター1st

公式サイト
https://stoneage.yamagomori.com

チケット
チケット予約(劇団扱い)
その他、推しチケット予約は、公式ホームページにて。

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