劇団美咲帝國の旗揚げ公演『はいびすかす ─ 珈琲城 ─alternative』が12月3日から神奈川・雑貨屋 HAPPENINGで上演される。
「劇団美咲帝國」は期間限定の配信型演劇ユニットとして活動した「演劇Unit*Qris」の意志を継ぎ、2022年4月に旗揚げした若手劇団。当時より製作の筆頭を担ってきたミサキ キュウが代表を務める。
活動拠点を栃木県としつつも、関東圏内各地、行く行くは全国をも視野に入れて活動をスタート。
舞台公演の企画名を【body drama attraction】と謳い、劇空間での”肉体表現”を武器としている。また、《圧倒的劇空間の創造》を活動のテーマとし、「劇空間(会場・環境)」「物語」「役者体」、時には「時間」の3つ(4つ)の融合を目指し、物語の製作を行っている。
今作は代表ミサキが執筆した戯曲で最も評価が高い『はいびすかす ─ 珈琲城 ─』シリーズを下敷きに新たに書き下ろされた。
平均年齢20.5歳のカンパニーが挑む”恋”と”愛”の対峙の物語に挑む。
かつて偽りの”恋仲”であった男「ブツ」と女「ハナ」は「物体を介した約束=恋感情」を信じて、いつの日か過ごした「カフェ珈琲城」に出向く。この珈琲城は店主「クワ」と息子「ルク」によって営まれていて、店主曰く珈琲城は「恋と愛の対峙の場所である」という。ブツとハナは遂にその場所で再会を果たすが、ルクの思わぬ激しさにより、「恋」と「愛」の情が入り乱れる。恋と愛の対峙の決着は思わぬ形で決着がつくことになるが……
今話題の三浦半島最南端、三浦市三崎で堂々たる《圧倒的劇空間》を翻します!
どうぞ皆様、この対決に激しくお立ち会い願います!
皆様、初めまして!我々、「劇団美咲帝國」と言います。平均年齢がかなり低めの超若手劇団が満を持して旗揚げ公演を行います。
物語は「ストーリー」の通りでございますが、何より注目すべきなのは会場が「神奈川県三浦市三崎」の商店街の中であるということです。日常生活が生々しく送られる商店街。そして、普段は雑貨屋として営業されている場所がこの2日間だけ「虚の空間」として生まれ変わります。敢えて”劇場ではない場所”に”劇場”を出現せることによって起こる化学反応は果たしてどれ程の効果を見出すのか……。
また、本作はアクション、歌、ダンス、時には水!?布!?が溢れかえる超ド級ノンストップエンタテインメントです。これでいて上演時間が120分を切ります。このお祭りのような一時を是非皆様には”珈琲城”のお客として御体験頂きたく存じます!
詳細は公式サイトで。
https://misakiteikoku.amebaownd.com/pages/6291175/static
(文:エントレ編集部)
劇団美咲帝國『はいびすかす ─ 珈琲城 ─alternative』
【作・演出】ミサキ キュウ
【音楽】みちくさ
【美術】りゅーた(劇団美咲帝國:準劇団員)
【出演】ミサキ キュウ、金木犀、神咲郁斗、佐藤蒼惟
2022年12月3日・4日/神奈川・雑貨屋 HAPPENING
公式サイト
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