今度の新感線は陰陽師もの! 中村倫也×吉岡里帆×向井理らが豪華共演 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』9月から東京・大阪で上演
劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』出演者劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』が9月にTBS赤坂ACTシアターで、10月にオリックス劇場で上演される。出演は中村倫也、吉岡里帆、向井理など。
今回上演される『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』は、劇団☆新感線の人気シリーズ“いのうえ歌舞伎”としては、2020年春の『偽義経冥界歌』から約1年半ぶりの上演となる。安倍晴明をモチーフとしながらも、晴明伝説にひと味もふた味もスパイスを加え、新感線らしいアクション、歌、ダンス、笑いを盛り込んだ伝奇ファンタジーとして創り上げる。
主役の安倍晴明は2016年の『Vamp Bamboo Burn~ヴァン! バン! バーン!~』以来5年ぶりの出演となる中村倫也。
九尾の狐と因縁のある狐霊役に、新感線初参加となる吉岡里帆。 そして、陰陽師に化け日の本支配を企てる九尾の狐役は、2017年『髑髏城の七人』Season風以来2度目の参加となる向井理が演じる。
さらに、浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也、高田聖子、粟根まことらが出演する。
作は中島かずき、演出はいのうえひでのりが手がける。
あらすじ
ときは平安時代の中頃。貴族たちが雅な宮廷生活を送る京の都。
そこで宮廷陰陽師として仕える安倍晴明(中村倫也)。
人並み外れた陰陽道の才能ゆえに「人と狐の間に生まれた」と噂され、“狐晴明”と呼ばれている。
ある夜、九つの尾を持つ凶星が流れるのを見た彼は急いで参内する。
それは唐の滅亡以降、大陸を戦乱に陥れた九尾の妖狐が日の本に渡ってきた印であった。
しかし、宮廷からうとましく思われている彼は退けられ、九尾の妖狐退治は、大陸で学問を修めて戻った陰陽師宗家の跡取り、賀茂利風(向井 理)に命じられる。
だが、すでに九尾の妖狐は利風を倒し、その身体を乗っ取り内裏に侵入していた。
それを見抜いた晴明は、九尾の妖狐を倒さんと動き出す。
しかし妖狐も利風の記憶や術を利用して、晴明の息の根を止めようとする。
晴明には大陸から妖狐を追ってきた狐霊のタオ(吉岡里帆)たちが加勢。
だが、タオとの因縁を逆手に取った妖狐の策略に翻弄されてしまう。
混沌とする戦いは逆転、また逆転の連続に……!
狩られるのは妖狐か、それとも晴明か。
術と頭脳、そして陰陽師の誇りを懸けた死闘が今、幕を開ける――!
出演者コメント、予告編などは公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
2021年劇団☆新感線41周年興行 秋公演
いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』
作:中島かずき 演出:いのうえひでのり
出演:中村倫也 吉岡里帆 / 浅利陽介 竜星 涼 早乙女友貴
千葉哲也 高田聖子 粟根まこと / 向井 理 他
【東京公演】2021年9月 TBS赤坂ACTシアター
【大阪公演】2021年10月 オリックス劇場
公式サイト
いのうえ歌舞伎『狐晴明九尾狩』