グロテスクで愛おしい人間の姿を描く、ド・パールシム『杳たる月』9月30日より上演!「日本の劇」戯曲賞2023佳作受賞作品


ド・パールシム#5『杳たる月』チラシ表

グロテスクで愛おしい人間の姿を描く、ド・パールシム『杳たる月』9月30日より上演!「日本の劇」戯曲賞2023佳作受賞作品

2023年に東京大学で旗揚げし、東京を中心に活動を行う演劇ユニット「ド・パールシム」の5回目となる公演『杳たる月』が、9月30日(水)〜10日4日(日)に高田馬場ラビネストにて上演される。
本公演は、ド・パールシムの作・演出を務める新井孔央が日本劇団協議会主催「日本の劇」戯曲賞2023にて佳作受賞した作品を、大幅にリライトして上演する。
妥協のない「性」や「愛」の描写や、緻密に構成された濃厚な世界観で、徐々に注目を集める若手演劇ユニット「ド・パールシム」の原点であり、代表作だ。

STORY

「日本の劇」戯曲賞2023佳作作品
20歳のド・パールシム新井孔央が見た、グロテスクで愛おしい田舎の風景。
田舎に佇む山城家の古い家。そこにはアオとキョウカという義兄妹と、精神を病んだアオの母、認知症の祖母が暮らす。
この家には先ほどアオらが殺害し放置された死体と、先日キョウカが出産した父親のわからない生まれたばかりの赤ちゃんがいる。
ある満月の夜に山城家に集まった、愛と性の関係が複雑に絡み合った人々。彼らは重大なモノには見向きもせず、目の前にある自分の恋愛感情と性欲に突き進んいき、更なる関係の崩壊へと向かっていく……
新井孔央の原点であり代表作、ド・パールシム初上演!!

 

作・演出 新井孔央

ド・パールシムの5作品目は、とうとう「日本の劇」戯曲賞2023佳作受賞作である『杳たる月』です。本作品は私、新井孔央が20歳のときに書いた田舎の鬱屈とした風景、そして目の前の大切なことから目を背けながら生きている人間たちの、グロテスクで、それでも愛おしい姿を描いた作品です。2024年に板垣恭一氏の演出の朗読劇で上演してから2年。大幅にリライトし、今上演する意義のある作品として再構成します。
本作品を執筆した時のことは今でも鮮明に覚えています。自分の生まれた田舎町を舞台にした作品を作りたい、そしてそこで見た杳々とした月をテーマにした作品を描きたいと考えました。見えてるはずなのに見えない希望、将来の不安、抜け出したいのに心地よさを感じてしまう澱んだ現実。そんな、自分の踏みしめている地面が雲のようにフワフワしていてどうも実感が持てない感覚。そんなものを「月」を介して描こうと思いました。本作品をリライトするにあたって、そんな現代人の根無草のような感覚をよりダイレクトに、痛烈に描き、観客の皆様が少しでも自分の足の裏の感覚を思い出せるような、そんな作品に仕上げました。
「出産」「結婚」「恋愛」「嫉妬」そして「殺人」。そんな様々な事態が複雑に混じり合うカオス。そんな渦が描かれる作品です。どうぞ思いっきり飲み込まれてください。そして、そんな中から自分自身の確固たる「月」を見つけてほしいなって思います。もっと自分のこと、はたまた人類全体のことを愛する場を、一人でも多くの人と共有できますように。


ド・パールシム#5『杳たる月』

詳細は公式サイトで。
https://www.do-parusimu-engeki.com/

(文:ド・パールシム 監修:エントレ編集部)

公演情報

ド・パールシム#5『杳たる月』

作・演出 
新井孔央(ド・パールシム)

出演 
今村航 
小多桜子
盛太
白勢未生
佐々木優樹
キタラタカシ 
宇留野花(幻灯劇場)

・公演日程
9月30日(水)18:30開場/19:00開演
10月1日(木)13:30開場/14:00開演  
      18:30開場/19:00開演
10月2日(金)13:30開場/14:00開演  
18:30開場/19:00開演
10月3日(土)13:30開場/14:00開演  
18:30開場/19:00開演
10月4日(日)13:30開場/14:00開演  
・会場
高田馬場ラビネスト
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田3-27-4 第一キャラット河俣B1
高田馬場駅(JR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線)より徒歩8分
西早稲田駅(東京メトロ副都心線)1番出口より徒歩3分

公式サイト
https://www.do-parusimu-engeki.com/

チケットを探す
https://theater-ticket.jp/reservation/?fid=52

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