中井貴一 7年ぶりPARCO劇場 主演舞台『月とシネマ2023』11月6日(月)開幕 コロナ禍を経て2年越し・新たなキャストで上演
『月とシネマ2023』中井貴一が主演を務める舞台『月とシネマ2023』がPARCO劇場にて開幕した
本作は、2021年4月に新生PARCO劇場オープニング・シリーズとして上演を予定していた『月とシネマ』の再上演。
コロナ禍の影響を受け、全公演が中止になった今作を、新たなキャストを迎えて上演する。
作・演出は、1995年より演劇ユニット「G2プロデュース」を主宰し、2013年の解散まで80本以上の作品に劇作家、演出家、プロデューサーとして関わってきたG2。
主演は、1981年にデビューし、ドラマ、映画、声優とジャンルを問わず活躍する中井貴一。
父の死をきっかけに、閉館の危機にある実家の映画館を存続させるため、悩み、奮闘する映画プロデューサー役を演じる。
『月とシネマ2023』
なにわ男子のメンバー、藤原丈一郎は、映画会社の宣伝部員役。
2021年にCDデビューし、今回がデビュー後初の舞台出演となる。
『月とシネマ2023』
永作博美は、2015年に第17回台北映画祭最優秀主演女優賞を受賞しており、本作では、中井の元妻でフリーライターの役を演じる。
『月とシネマ2023』
小さな町の、古くも素敵な映画館を舞台に、個性的で一生懸命な登場人物たちが繰り広げる、想いと笑いが溢れる映画愛をめぐる物語だ。
『月とシネマ2023』
『月とシネマ2023』
『月とシネマ2023』
とある町にある映画館「ムーンシネマ」は、映画プロデューサー・並木憲次(中井貴一)の父である館長が亡くなったことにより閉館の危機を迎えていた。
同じ映画関係の仕事だが、父子の交流は30年以上全くない絶縁状態。
映画プロデューサーとはいえ、経営のノウハウがない彼は映画館を売ろうと地元の不動産屋・佐々木に見積もりに来てもらう。
しかし、映画会社宣伝部の若手社員・小暮涼太(藤原丈一郎)や、「ムーンシネマ」のボランティアスタッフで、市の「まちづくり推進課」職員でもある朝倉瑞帆、映写技師の黒川庄三(愛称:ロクさん)らから猛反対を受けてしまう。
そこへ並木の元妻でフリーライターの高山万智子(永作博美)が現れ、映画館の相続権が瑞帆にあることを知らされるが—。
本作は、2023年11月6日から28日まで、東京・PARCO劇場にて上演。
その後、2023年12月3日から10日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演予定だ。
詳細は公式サイトへ。
https://stage.parco.jp/program/mooncinema2023
(撮影・文:西出佳礼)
PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『月とシネマ2023』
【作・演出】G2
【出演】中井貴一 藤原丈一郎(なにわ男子) 永作博美
村杉蝉之介 清水くるみ 木下政治 金子岳憲 奥田一平
たかお鷹 今井朋彦
2023年11月6日(月)〜28日(火)/東京・PARCO劇場(渋谷PARCO 8F)
2023年12月3日(日)〜10日(日)/大阪・森ノ宮ピロティホール