製作委員会による舞台『すべてイーロンのせい』が3月28日（木）からアトリエファンファーレ高円寺で開幕する。
製作委員会は、2010年の公演「港町殺人」より活動を始めた、小谷陽子を代表とする演劇ユニット。都内で主に30代以上の俳優たちと共に、ミドルエイジに焦点を当てたコメディを発表してきた。
本作は、「認証化による全てのスパムアカウントの撲滅」を目指すイーロン・マスクが、ツィッター社を買収したことによって展開される。ある日、「全アカウント認証化」に振り回される都内のメールオペレーターたちの元に、研修で妙齢の新人がやってくる事で始まる、馴れ合いと孤独の物語だ。
出演は、江戸小染、小野哲平、川渕嘉那、木村もえ（おしばいかむぱにゐ）、酒本大（お茶か炭酸水）、佐藤宏枝（P.M.9production）、柴田恵子、松崎眞二。
インタビュー特集記事はこちら
https://entre-news.jp/2024/03/524299.html
製作委員会『すべてイーロンのせい』舞台写真
2022年10月27日、イーロン・マスクがツィッター 社の買収を完了。
これにより、ツィッター の「全アカウント認証化」が方針として打ち出される。イーロンが目指すのは「認証化による全てのスパムアカウントの撲滅」。
これを聞いて都内のとある業者の事務所ではメルオペ たちが悲鳴をあげる。
「匿名性がなくなったら誰もツィッターなんか使わないよ！」というメルオペを含む全ての裏アカたちの怒号など関係なしに、イーロンは着々と全アカウント認証化の準備を進める構えを見せる。
そんな中、今日もメールオペレーターの研修で妙齢の新人がやってくる。
完全出来高制のメルオペバイト、事務所に住み込む打ち子たちの馴れ合いと孤独の物語。
※この物語はフィクションです。登場する団体・人物・名称・制度は架空であり、実在のものとは関係ありません。
公演は、3月28日（木）から31日（日）まで、アトリエファンファーレ高円寺にて上演され、配信も予定されている。
詳細は公式サイトで。
http://seisakuiinkai.com
（文：エントレ編集部）
製作委員会 第14回公演「すべてイーロンのせい」
オフぱこ募集のその先へ〜
【作・演出】小谷陽子（製作委員会）
【出演】江戸小染 小野哲平 川渕嘉那 木村もえ（おしばいかむぱにゐ） 酒本大（お茶か炭酸水） 佐藤宏枝（P.M.9production） 柴田恵子 松崎眞二
2024年3月28日（木）〜3月31日（日）／東京・アトリエファンファーレ高円寺