JavaScriptに挑戦してみました
ここまで何回かで、pythonやエクセルVBAなどをご紹介してきました。「これ、なんとかpythonで書いたプログラムをエントレのサイトに来ただけで実行できないもんか???」と思っていたんですが、それをやるにはまた別のややこしい作業が必要のようで、一旦は脇に置いているのが現状です。
一方で、「じゃあ、エントレのサイトの中で便利なプログラムを走らせるにはどうしたらいいんだろう?」と調べていて「JavaScript」にやっと気が付きました。今更ながら。
早速近所の図書館で1冊入門書(何て本を借りたのか忘れてしまいました・・・。)を借りて読んでみると、pythonで学んだことと とても似ていることに気がつきました。
ということで、試しにエントレで動くプログラムを1つ作ってみることにしました。
JavaScriptその1 改行区切りの文字列(出演者リスト)を句読点区切りに変換する
エントレをやっていると、たくさんの演劇のプレスリリースと向き合うんですが、出演者名の並べ方がカンパニーによって様々なのです。登場する順番や「改行」、「スラッシュ区切り」、「・区切り」、「一行開け」とかに意味があるので基本的にはそのままコピペするようにしています。
なのですが、小劇場演劇の風習?なのか、一行に一人ずつ出演者名を書いているという形式を時々見かけます。これが個人的には読みづらくて、記事の公演情報部分がとてもタテに長くなってしまうので、できる限り「、」区切りに修正させて頂いています。(「どうしても一行に一人ずつ載せて欲しいんです!」とは今まで言われたことがないのですが、もしそういう方がいたら教えてください。)
ということで、【一行ずつ改行されている出演者名リストを「、」区切りに変換するJavaScriptプログラム】を書いてみました。反対に【「、」区切りを改行区切りに戻す】こともできます。
また、「変換後の出演者リストをクリップボードにコピーする」というところまで仕込んであるので、そのまま企画書とかに貼り付けられます。
あと、Twitterとかで出演者の名前の数だけハッシュタグを付けるという大事だけどちょっとめんどくさい作業をできるようにしてみました。ハッシュタグの場合、「#近藤 勇」みたいに苗字と名前の間に半角スペースが入っていると効かなくなっちゃうので、半角スペースは自動的に削除して「#近藤勇」にするということにしてみました。
一応の解説
やっていることは、
1)入力された文字列を取得
2)splitで「改行」を分割
3)joinで「、」で結合
4)結果を出力して、クリップボードにコピー
という感じです。
「、」区切りを「改行」区切りに変換する方は、2)と3)の手順を反対にしているだけです。ハッシュタグも似たような感じで作っています。
興味のある方はソースをのぞいてみてください。
(文:森脇孝/エントレ)