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天海祐希、井上芳雄、大原櫻子らが出演 チェーホフの名作をKERAが演出 シス・カンパニー公演『桜の園』12月8日から東京・大阪・福岡で上演

シス・カンパニー公演『桜の園』出演者

シス・カンパニー公演『桜の園』が12月8日から東京・大阪・福岡で上演される。出演は天海祐希、井上芳雄、大原櫻子など。

 
いつの時代も観る者の心をざわつかせてきたチェーホフ四大戯曲「かもめ」(1896)、「ワーニャ伯父さん」(1899)、「三人姉妹」(1901)、「桜の園」(1904)。そのチェーホフ戯曲ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が、上演台本と演出を手がけるシリーズが【KERA meets CHEKHOV】だ。

今回、その最終章となる『桜の園』が12月から上演される。
チェーホフが最後の戯曲に託した思い、人間の可笑しみ、哀しみを、KERA独自のタッチで描き出していく。

出演は天海祐希、井上芳雄、大原櫻子、荒川良々、池谷のぶえ、峯村リエ、藤田秀世、山中崇、鈴木浩介、緒川たまき、山崎一、浅野和之など。


シス・カンパニー公演『桜の園』

 

あらすじ

19世紀末のロシア。桜の木々に囲まれた、もはや没落している貴族の屋敷に、長く外国に滞在していた女主人ラネーフスカヤ夫人(天海祐希)が、迎えに行った娘のアーニャ(大原櫻子)と家庭教師シャルロッタ(緒川たまき)と共に数年ぶりに戻ってきた。兄のガーエフ(山崎一)、留守中の屋敷を切り盛りしていた養女のワーリャ(峯村リエ)や老僕フィールス(浅野和之)は再会を喜ぶが、実は屋敷の財政は火の車・・・。この家の元農奴の息子で、今は商人として頭角を現しているロパーヒン(荒川良々)は、かつての主家を救おうと救済策を提案するが、ラネーフスカヤ夫人やガーエフは現実に向き合えず、浪費を繰り返す。そんなことを知ってか知らずか、隣の地主ピーシチク(藤田秀世)は借金を申し込む。
屋敷の事務員エピホードフ(山中崇)は、小間使いのドゥニャーシャ(池谷のぶえ)に求婚しているが、当人は外国帰りの夫人の従僕ヤーシャ(鈴木浩介)に夢中だ。そして、夫人の亡き息子の家庭教師だった大学生トロフィーモフ(井上芳雄)は、来るべき時代の理想像を、アーニャに熱く語っている。
様々な人間ドラマが繰り広げられる中、ついに抵当に入れられていた領地が、競売にかけられる日がやってきた。
果たして、「桜の園」と呼ばれる屋敷の運命は…?

 

 
詳細は公式サイトで。
https://www.siscompany.com/sissakura2024/

(文:エントレ編集部)

シス・カンパニー公演 
KERA meets CHEKHOV Vol.4/4
『桜の園』

【作】アントン・チェーホフ
【上演台本・演出】ケラリーノ・サンドロヴィッチ

【キャスト】
天海祐希 井上芳雄 大原櫻子 荒川良々 池谷のぶえ 峯村リエ 藤田秀世 山中崇 鈴木浩介 緒川たまき 山崎一 浅野和之 ほか

【東京公演】2024年12月8日(日)~27日(金)/世田谷パブリックシアター
【大阪公演】2025年1月6日(月)~13日(月・祝)/SkyシアターMBS
【福岡公演】2025年1月18日(土)~26日(日)/キャナルシティ劇場

公式サイト
https://www.siscompany.com/sissakura2024/

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