THE ROB CARLTONのノンストップ・ヒューマン・コメディ『THE STUBBORNS（ザ・スタボーンズ）』が10月4日（金）から三鷹市芸術文化センター星のホールで上演される。
THE ROB CARLTON（ザ・ロブカールトン）は2010年12月、敬愛する「ラグビー」と「ホテル」をコンセプトに、その団結力と前に進む力、そして特別な場所という非日常感をもって、主には舞台公演を繰り広げる人たちとして京都・洛西に誕生。“Funny” “Interesting” “Emotional” “Hospitality” の理念のもと、紳士的な振る舞いと、誰もが楽しく、面白く、美しいと感じることのできるコメディと喜劇を日々探求している。
16F『SINGER-SONGWRITERS』2018年12月／HEP HALL／撮影：今西徹
これまでの公演では、一貫して現実的な設定の中で繰り広げられる可笑しな世界を描いている。
2024年「Meilleure Soirée」で第2回関西えんげき大賞優秀作品賞、令和５年度大阪文化祭奨励賞受賞。
17F『Meilleure Soiree』2023年6月／ABCホール／撮影：今西徹
今回、三鷹市芸術文化センターによる MITAKA“Next” SelectionのひとつにTHE ROB CARLTONが選ばれたことで、10月4日から三鷹市芸術文化センター星のホールで新作『THE STUBBORNS』を上演する。
出演は村角ダイチ（THE ROB CARLTON）、ボブ・マーサム（THE ROB CARLTON）、高阪勝之(男肉 du Soleil)。作・演出は村角太洋が手がける。
THE ROB CARLTON『STUBBORNS』
STORY
過ぎたる先はケイオス。
其の方々は 30 年前のあの日の会話を振り返る。
今は昔だ、記憶違いだってあるだろう。
と思っていたら、例えばこんな会話をしている。
「あれはアメリカだった！」
「いや、イタリアのはずです！」
「まさか、南アフリカよ！」
記憶違いが過ぎる。
大陸が違う。
だけども語頭には確かな自信が見て取れる。
勘違いし過ぎ、思い込み過ぎ、自信あり過ぎ、頑固過ぎ。
し過ぎた方々はどこへゆく。
本公演に寄せて 村角太洋
2010 年に京都の西は洛西でひっそりと誕生した THE ROB CARLTON が、三鷹市芸術文化センターで公演を行える日が来るとは、あの時の誰も予想だにしておりませんでした。
初めての公演はあまりにも何も知らな過ぎて、劇場の方に呆れられておりました。
今にして思えば、知らな過ぎたことは少なくとも当時の私たちにとっては大きな武器でございました。
知らなかったどころではなく知らな過ぎたからこそ、星のホールで本作をご覧いただける日がやってきたのかもしれません。
この度、かつて “過ぎた” 私たちが、“し過ぎた” 方々のコメディを作りたく存じます。
みなさまにお楽しみいただき過ぎますよう、心を込めて。
詳細は公式サイトで。
http://www.rob-carlton.jp/nextstage.html
（文：エントレ編集部）
THE ROB CARLTON 18F『STUBBORNS』
【作・演出】村角太洋
【出演】
村角ダイチ（THE ROB CARLTON）、ボブ・マーサム（THE ROB CARLTON）、高阪勝之(男肉 du Soleil)
2024年10月4日（金）〜14日（月・祝）／東京・三鷹市芸術文化センター 星のホール
2024年10月25日（金）〜26日（土）／大阪・ABCホール