本作は、 マシュー・スウィートの90年代を代表するCDアルバム「GIRLFRIEND」をベースに、 二人の青年の甘酸っぱい「恋愛」を描く、ポップでロックなミュージカル。脚本家のトッド・アーモンドはこの男性から女性に向けた歌詞に自身の経験を織り交ぜ、まるで作品のために描かれた楽曲と感じさせる程、見事に融合させた。今回のシアタークリエでの公演が日本初上演となる。
演出を手がけるのはストレートプレイをはじめ、『ロボット・イン・ザ・ガーデン』『ファインディング・ネバーランド』などミュージカル作品の演出も手がける演劇界注目の演出家・小山ゆうな。
出演はウィル役を高橋健介、島 太星、井澤巧麻がトリプルキャストで演じ、マイク役は萩谷慧悟、吉高志音、木原瑠生がこちらもトリプルキャストで演じる。
本作の公開舞台稽古が行われ、劇中の3曲が歌唱披露された。【動画6分】
あらすじ
ネブラスカ州の田舎町で学校に馴染めないウィルと、野球部でスポーツ万能、友人たちからも人気のあるマイク。
マイクはすでに大学進学が決まりネブラスカを離れることになっている。
しかし、ウィルは自分が何をしたいのか見えないまま悩んでいた。
今まで接することのなかった二人だが、高校卒業時にマイクがウィルに渡したミックステープをきっかけに交流が始まる。
ウィルは両親が離婚し母子家庭になり、マイクは父親の圧力で進路が決められている。
一緒に過ごすうちに、二人でいる時間は自分らしくいられることにお互い気づき、距離が縮まっていく二人。
マイクが大学進学のためリンカーンへと旅立つ直前、ウィルはマイクに手紙を書くが野球部のメンバーに見つかってしまう。
取り乱したウィルはそのままマイクと距離を置いてしまうが、二人の運命は音楽で繋がっていた―
詳細は公式サイトで
https://www.tohostage.com/girlfriend/
(文:エントレ編集部)
ミュージカル『GIRLFRIEND』
【脚本】トッド・アーモンド
【作曲・作詞】マシュー・スウィート
【翻訳・演出】小山ゆうな
【出演】高橋健介/島 太星/井澤巧麻(トリプルキャスト)、萩谷慧悟/吉高志音/木原瑠生(トリプルキャスト)
2024年6月14日(金)~7月3日(水)/日比谷シアタークリエ