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松本悠と緑慎一郎のM2が岡本太郎とその家族を描く『黒い太陽』5月30日(木)から神奈川県立青少年センターにて上演

M2 vol.4『黒い太陽チラシ』M2『黒い太陽』が5月30日(木)から神奈川県立青少年センター スタジオHIKARIにて上演される。

M2は、青春事情の松本悠と演劇プロデュース『螺旋階段』の緑慎一郎が2020年に結成したユニット。歴史上の事件や人物を題材に、そこから紡ぎ出させれる人間ドラマを描く。これまでに二・二六事件や成田三里塚闘争などを題材としてきた。


vol.4『鉄音、轟然。』2023年3月神奈川県立青少年センター スタジオHIKARIにて

第4弾公演の今作は、来年に迫った大阪・関西万博を前に、1970年の大阪万国博覧会の象徴である太陽の塔を作った岡本太郎と、その家族を描く。出演者にはナカムラユーキ、内海詩野、豊田豪、根本こずえといったM2ではお馴染みのメンバーに加え、キタラタカシ、市原一平 、小林卓斗、モハメディ亜沙南が名を連ねる。
作・演出は緑慎一郎が手がける。

STORY

岡本太郎は太陽が好きだった。

なぜ、原色を好んだのか。
なぜ、太陽の塔を建てたのか。
なぜ、困難な道を歩んだのか。70年の日本万国博覧会、二年半前にプロデューサーに就任。
「無理だ、やめろ、不可能だ」。
その声に真っ向から反発してみせた。

岡本太郎の最高傑作は『岡本太郎という存在』である。

 

緑慎一郎(作・演出)

1970年大阪万博が開催された年に僕は生まれていませんでした。太陽の塔を間近に感じたこともなければ、大阪万博というものは遠い過去の祭典でした。岡本太郎は知っていました。しかし、それは名前を知っているということであり、岡本太郎のことを奇抜な芸術家としか認識していませんでした。そう何も知らなかったのです。M2で今作品を創作するということは岡本太郎を知ることでした。そしてそれは同時に家族、仲間のことを知ることに繋がりました。『黒い太陽』は創作です。こんな会話は何一つ無かったのかもしれません。ですがこの作品を通して、岡本太郎を通して、何か熱いものが心に湧きあがると思っています。太陽の塔が今は間近に感じています。今の時代に何が足りないのか、見届けてください。どうぞよろしくお願いします

 

本作は5月30日から神奈川・神奈川県立青少年センター スタジオHIKARIで上演される。
詳細は公式サイトで。
https://info3489506.wixsite.com/m2theater/next

(文:松本悠 監修:エントレ編集部)

公演情報

M2 vol.4『黒い太陽』

【作・演出】緑慎一郎
【出演】ナカムラユーキ 内海詩野 豊田豪 キタラタカシ 根本こずえ 市原一平 小林卓斗 モハメディ亜沙南

 

2024年5月30日(木)~6月2日(日)/神奈川・神奈川県立青少年センター スタジオHIKARI

 
公式サイト
https://info3489506.wixsite.com/m2theater/next

チケットを探す
https://www.quartet-online.net/ticket/blacksun

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