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出演:鳥山昌克、杉嶋美智子 ルーサイトシアター朗読会『銀ヤンマ』『あじゃり』/6月15日(木)~18日(日)に浅草橋・ルーサイトギャラリーで開催

ルーサイトシアター朗読会『銀ヤンマ』『あじゃり』

 

ルーサイトシアター朗読会『銀ヤンマ』『あじゃり』が6月15日(木)~18日(日)に浅草橋・ルーサイトギャラリーで開催される。

 
台東区柳橋は、江戸時代から続く格式の高い花街として政財界や文化人らが通った社交場だった。
ルーサイトギャラリーは、2001年秋、昭和の流行歌手『市丸(江戸小唄の市丸姐さん)』の隅田川沿いの屋敷を改装し、骨董店としてオープン。代表、米山明子のコレクションである骨董品をベースに、陶芸や工芸品などの作家ものも多数扱っている。

その他にも、企画展や会場貸しで月に2、3回の展覧会や、様々な催し(芝居など)を行ってきたが、今回、ルーサイトシアター第一回公演として6月15日(木)~18日(日)に朗読会を行う。
演目は『銀ヤンマ』『あじゃり』の2つ。出演は鳥山昌克、杉嶋美智子。

 

「あじゃり」 あらすじ
室生犀星の1926年発表の小説。優しい物腰で万人に慕われていた山寺の僧侶が、女のような童子を弟子に持ってから様子がおかしくなって来る。やがて病弱な童子が亡くなると、僧侶は哀しみのあまり、獣の様に狂ってしまう。「雨月物語、青頭巾」の犀星による焼き直しであるが、この小説では女性の語り口を採ることで、哲学的な「青頭巾」の内容が、優しい物語として再生されていて、より切なさを醸し出している。 

 
「銀ヤンマ」 あらすじ  
太平洋戦争の焼け跡で少年時代を過ごした作者、唐十郎が、当時、上野の公衆便所に住んでいた貧しい少女との交流を記した短編小説。灰色にくすむ焼け跡に、オカマ同士の刃物沙汰の鮮血や、ケバケバしい紙芝居の錦絵、銀ヤンマの虎縞模様などが混ざり合い、クラクラするような原色の世界で繰り広げられる物語。捨てられた者たちへの真剣な眼差しと、作者の創作の原点が、色濃く表現されている。

腐りゆくモノたち、去ってゆくモノたちと、どう折り合えば悲しみは薄れるのだろう、、、

 

米山明子(ルーサイトシアター 主催)

旧市丸邸のルーサイトシアターは異界へ通じています。
柳橋のこの土地には昔から哀しい声が響き渡ります。
この雰囲気の中で見聞きすることは現実離れしているようにみえて実は最もリアルです。
ここではどうぞ、恐怖や悲しみ、喜びなど、生の感情を取り戻してください。
大川(隅田川)に面した、30名限定のお席で江戸東京の川風を感じて下さい。
今後も定期的にルーサイトシアター主催の公演を開催していきます。

 
本作は6月15日(木)から浅草橋・ルーサイトギャラリーで開催される。
詳細は公式サイトで。
https://blog.lucite-gallery.com/?cat=10
 

(文:エントレ編集部)

 

公演情報

lucite theater #01 朗読会『あじゃり』『銀ヤンマ』

【出演】鳥山昌克 杉嶋美智子
【企画・制作】ルーサイトギャラリー・鳥山昌克

2023年6月15日(木)〜18日(日)/ルーサイトギャラリー

 
公式サイト
https://blog.lucite-gallery.com/?cat=10

予約方法

■ルーサイトギャラリー
TEL:03-5833-0936 (11:00-17:00)
Mail:lucitecafe@gmail.com
Instagram : @lucitetheater(DMをお送りください)

■MyrtleArts(マートルアーツ)
TEL:03-6279-9688 (11:00-17:00)

■CoRich チケット!
https://ticket.corich.jp/apply/260003/

 

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