日産コンツェルン総帥・鮎川義介の激動の生涯を描いた舞台『GISKE-ギスケ-』が5月18日(木)から恵比寿・シアター・アルファ東京で上演される。
「GISKE」は、日産コンツェルン総帥・鮎川義介氏の生涯を描く舞台プロジェクト。
2019年11月16日(土)の舞台では、鮎川義介氏が「日産コンツェルン」を創設するに至る激動の半生を上演した。
今回はコロナ禍を経て、5月18日から新章「アルプス山脈の見果てぬ夢」を上演する。
出演は浜口望海、鐘ヶ江洸、森田力斗など。
脚本は三名刺繍(劇団レトルト内閣)、演出はドヰタイジ(STAR☆JACKS)が手掛ける。
舞台『GISKE-ギスケ-』
第二次大戦敗戦後、戦争犯罪人を収容した東京拘置所。
またの名を「巣鴨プリズン」。
その中で快活に笑い、明日をも知れぬ戦犯たちの心を和ませる男がいた。
男の名は、鮎川義介。
日産コンチェルンの総帥であり、満州重工業を牽引した男だ。
「近いうちに、牢内で芝居でも作るか」
彼は驚く戦犯たちを前に、楽しげに物語を語り始めた。
物語の始まりは昭和五年、国産自動車の黎明期。
勢い勇んで車部品に挑んだ大阪の自動車部品工場では
返品が相次ぐわ、下請け会社が怒鳴り込んでくるわ、で窮地に陥っていた。
そこへ居合わせた一人の男。
喧嘩に巻き込まれた男は、同時に情熱の渦にも巻き込まれ、
国産自動車産業の歴史的な一歩を踏み出す背中を押されるのだった。
巣鴨プリズンの戦犯たちは嘘とも本当とも分からぬ鮎川の物語に引き込まれていった。
彼の語る物語は、いつしか満州国から戦後へとつながる壮大な広がりを持っていく。
戦犯たちの胸にいつしか湧き上がるのは復興の炎。
鮎川義介の波乱万丈の人生を下敷きに描く舞台『GISKE』シリーズ第二弾、激動の昭和篇!
チケットは現在発売中。
詳細は公式サイトで。
https://ayukawayoshisuke.com/
(文:エントレ編集部)
舞台『GISKE-ギスケ-』
【脚本】三名刺繍(劇団レトルト内閣)
【演出】ドヰタイジ(STAR☆JACKS)
【出演】
浜口望海、鐘ヶ江洸、森田力斗、水沙るる、高松潤、藤堂瞬、田米カツヒロ、吉野斗規、長橋遼也、岡村圭輔、中鶴間大陽、大島祐也、今村航、美花、有田しんご、橋本真衣乃、大西敦司、松永和真、古角貴弘
2023年5月18日(木)~22日(月)/東京・シアター・アルファ東京