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土田英生書き下ろし新作 室町幕府を偏愛する社長とその会社を描いたコメディ! 青年座『時をちぎれ』1月20日(金)から東京芸術劇場シアターウエストで上演

青年座『時をちぎれ』

 

土田英生が脚本を手がけた青年座の舞台『時をちぎれ』が1月20日(金)から東京芸術劇場シアターウエストで上演される。

 
劇団青年座は日本人作家の新作書き下ろし作品の上演を柱として活動してきた。
今回脚本を手がける土田英生はこれまでに『悔しい女』(宮田慶子演出/2001年初演、2007年再演)、『その受話器はロバの耳』(須藤黄英演出/2009年初演)と、2作品を青年座へ提供してきた。

3本目となる今作は「室町幕府を偏愛する社長とその奇妙な会社経営を描いたコメディ」。
室町幕府に傾倒した社長の嶺岡義政を山路和弘が演じるほか、麻生侑里、佐野美幸、野々村のん、綱島郷太郎、小暮智美らが出演する。
演出は青年座の金澤菜乃英が手がける。

 

STORY

サプリメントの販売で急成長を遂げた「嶺岡幕府商事」
社長がちょんまげ姿で登場するCMが大人気、
主力商品「減量丸」はヒットを続けている

社長の嶺岡義政とその元妻である富子
この二人、なぜか異常な「室町幕府」好き

京都室町の本社を「室町御殿」、東京事務所を「鎌倉御殿」と名付け、
社長義政を「将軍」と呼ばせる徹底ぶり
「室町幕府」偏愛による奇妙な会社経営が行われていた

この会社には一年間だけ「鎌倉御殿」で研修する制度がある
ある日、一人の女性がこの制度でやって来た
さて、そこで待ち受けていたものは!?

 

金澤菜乃英(演出)

『時をちぎれ』は、室町幕府の制度を持ち込んだ現代のサプリメント会社のお話です。
500年くらい前の封建制度を調べていくと、今ではありえない決まり事の連続と思いきや、意外と令和の時代でも変わっていない内容がいくつも目につきます。それは稽古をしていると共通で感じることもあり、どう表現していくのか、そもそもダイレクトに伝えることが本質ではない気もしていて、その見定めがとても繊細に感じています。

土田さんワールド全開の『時をちぎれ』。どうぞご期待ください。

 
本作は1月20日(金)から東京芸術劇場シアターウエストで上演される。
詳細は公式サイトで。
http://seinenza.com/performance/public/250.html

 

(文:エントレ編集部)

公演情報

劇団青年座 第250回公演『時をちぎれ』

【作】土田英生
【演出】金澤菜乃英

【出演】
山路和弘、麻生侑里、佐野美幸、野々村のん、綱島郷太郎、石井淳、小暮智美、須田祐介、坂寄奈津伎

2023年1月20日(金)~29日(日)/東京芸術劇場シアターウエスト

 
公式サイト
http://seinenza.com/performance/public/250.html

チケット
青年座 https://p-ticket.jp/seinenza
ぴあ https://t.pia.jp/pia/search_all.do?kw=時をちぎれ
東京芸術劇場ボックスオフィス https://www.geigeki.jp/t/
Peatix http://tokichigi.peatix.com/

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