演出家 鈴木裕美が10月に「俳優のためのワークショップ」を再開する。締め切りは9月28日(水)。
対象は自分をプロの俳優だと思う方。見学者も若干名募集している。
今まで不定期に開催されてきた本ワークショップ、ワークショップを続けていく理由について、鈴木裕美がその思いを言葉にしている。
ワークショップを再開しようと思います。
ワークショップをやる理由は主に二つあります。一つは、「もし私の持っているもので、あなたに必要なものがあったら、どんどん持っていって!」という気持ちからです。私の持っているものが、皆さんが歩まれる演劇の道のショートカットの助けになり、それによってより遠くへ進んでもらえたら、と真剣に思っています。
もう一つは、私の考える俳優の仕事とはどんなものかということをお伝えし、「手を取り合える」とお互い感じた方々と緩やかなネットワークを作っていきたいからです。ワークショップで出会わせて頂いた方を、私が演出するプロデュース公演にご出演いただいた事例も数多くありますが、何とか鈴木製作所での演劇公演を実現させたいと模索中です。
ワークショップの内容は、シアターゲームも少しやりますが、主にシーンスタディです。私は俳優に“相手に反応する”ということを一番に求めたいので、主に二人組になって短いシーンを稽古するつもりです。
また、実際に演じる方だけでなく、見学も受け付けています。
新しい出会いに期待しています。ご応募お待ちしています。
鈴木裕美
鈴木裕美 プロフィール
1982年、日本女子大学在学中に「自転車キンクリート」を結成。「自転車キンクリートSTORE」を含め、ほとんどの公演を演出。現在は小劇場から大劇場、ストレートプレイ、ミュージカル、ダンスと多種多様なジャンルで精力的に活動中。
2011年より個人ユニット「鈴木製作所」を立ち上げ、『ノミコムオンナ』を製作。
最近の主な演出作品に『シラノ・ド・ベルジュラック』、『宝塚BOYS』、『二十日鼠と人間』、『かもめ』、『フローズン・ビーチ』、『絢爛とか爛漫とか』、『サンセット大通り』、ミュージカル『ゴヤ-GOYA-』、『陰陽師 生成り姫』、『ひとつオノレのツルハシで』などがある。
第35回紀伊國屋演劇賞個人賞、第8回・15回・18回読売演劇大賞優秀演出家賞、第10回千田是也賞、第33回菊田一夫演劇賞、07年ミュージカル・ベストテン演出家賞、第61回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。
●日時
日程① 2022年10月14日(金)~17日(月) 13:00~18:00
日程② 2022年10月21日(金)~24日(月) 13:00~18:00
日程③ 2022年10月28日(金)~31日(月) 13:00~18:00
●会場
芸能花伝舎
東京都新宿区西新宿6-12-30
●応募資格
A:俳優
①自分をプロの俳優だと思う方
②4日間全日程ご参加可能な方
※参加者同士で組んで演じて頂くので、お休みされた場合、相手の方が演じられなくなってしまうため
B:見学
演出家、作家、制作者、俳優の方、およびそれを志望している方
●募集人数
日程①~③ 各回
A 俳優:各日程16名
B 見学:若干名
※応募者多数の場合には、書類選考あり
●参加費
A 俳優
B 見学
共通 36,000円(消費税込み)※抗原検査費用を含む
●締切
2022年9月28日(水)23:59
選考の結果、参加決定のご案内は、10月6日(木)までに全員に連絡
●ハラスメント防止ポリシー
俳優さん同士も、演出家と俳優さんも、お互いが尊厳を持って接し合えるようにしていきたいと思っています。
ご相談窓口は複数用意し、参加者の皆さまへお知らせいたします。
応募方法の詳細はこちら
https://peraichi.com/landing_pages/view/suzukiworks2022
<お問い合わせ>
バグ・ミュージック株式会社
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティW22階
s-info@bug-corp.com 03-4360-5717
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(文:エントレ編集部)