「くちびるに硫酸」は、水野はつねが企画・脚本・演出を務める個人ユニット。少女漫画や近現代の詩歌に影響を受けた作品を中心に、演劇プロデュース公演を行っている。
今回上演される第4回公演『骨を捨てる』は、第4回 人間座 田畑実戯曲賞を受賞した作品。郊外で暮らす姉妹2人が母の遺骨を海に捨てるために北海道に向かうところから始まる。
くちびるに硫酸#4『骨を捨てる』
出演は下村真梨奈、亀井理沙、石川久美子、佐藤英征。
作・演出は水野はつねが手掛ける。
STORY
「あたしねえ。たぶん、あんたたちさえいなきゃ幸せだったのよ」
姉妹二人、郊外でやや貧しく暮らすハルとミオ。
酒を飲みながらの思いつきで、死んだ母・依里子の遺骨を、彼女の故郷である北海道の海に捨てに行くことにする。
葬式をあげてやれなかった母への複雑な思いを抱えながら、二人は砂浜を目指し、カーフェリーで北上する。
詳細は公式サイトで。
(文・エントレ編集部)
公演情報
くちびるに硫酸 #4
「骨を捨てる」
【作・演出】水野はつね
【出演】
下村真梨奈、亀井理沙、石川久美子、佐藤英征
2022年5月5日(木・祝)~8日(日)/シアター・バビロンの流れのほとりにて