「awayness」は、ダンス・アート制作団体『ウニカ』主宰の振付家・坂田有妃子によるコンテンポラリーダンス作品。鍵盤奏者として様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションを精力的に取り組む、ミュージアムロフト主宰・本間佳代子が初めて公演を主催する。
歴史的建造物である千葉市美術館の「さや堂ホール」を使い、坂田自身が長年想い描いていた構想を実現する。
ゲストメンバーとして大道芸で国内外で数々の舞台をし、情熱的な芸術性高い実力派のパントマイミスト『バーバラ村田』が参加。
さらに音楽には、坂田作品に毎度深く関わる、妖精のような魅惑的なヴォイスで定評のある本田ヨシ子がライブで参加し、幻想的な空間をともに創りあげる。
awayness(ある場所から ものから)離れている状態
千葉市美術館さや堂ホールは かつて旧川崎銀行千葉支店でした。
足を踏み入れると、広々とした空間のなかには 誰もいなくても そこに関わっていた人の気配があります。
かつてこの建物のなかでは 小さな物語が幾度も繰り返し、反復されたことでしょう。
ささやく声、数字を数えるひとたち、柱や窓からの光と影のコントラスト、心臓の鼓動、視線など、いまでは存在しない さまざまな物語を 時間がたち 離れている今、つかの間の時間 よみがえらせ
ひとときの幻想のような風景を目撃していただきたいです。
詳細は公式サイトで。
(文・エントレ編集部)
コンテンポラリーダンス公演『awayness』
【出演】古茂田梨乃・バーバラ村田・平多理恵子(23日のみ)・坂田有妃子
【振付・構成】坂田有妃子
【音楽】本田ヨシ子(ヴォイス)・本間樺代子(オリジナル楽曲提供)
12月21日(火)14時開演(13:30開場)/19時開演(18:30開場)
12月23日(木)14時開演(13:30開場)/19時開演(18:30開場)
会場:千葉市美術館 さや堂ホール