『夏祭浪花鑑』は、並木千柳・三好松洛・竹田小出雲らの合作により、延亭2(1745)年に大坂道頓堀の竹本座で人形浄瑠璃として初演。大坂の風土や季節感が色濃く反映されている本作は、人々の人気を集め、初演の翌月には歌舞伎として上演され、以来、歌舞伎・文楽の双方でたびたび演じられてきた作品だ。
コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』左より勘九郎、笹野高史 ©松竹
新型コロナウイルスの感染拡大と政府の緊急事態宣言を受け、5月6日(木)~5月11日(火)の公演が中止となっていたが、12日(水)から公演が開始された。
公演開始に先駆けて、11日(火)にオンライン取材会が開催された。
動画はこの映像を抜粋したもの。
コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』勘九郎 ©松竹
公演の詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
公演情報
渋谷・コクーン歌舞伎 第十七弾『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』
【演出・美術】串田和美
【出演】
中村勘九郎 中村七之助 尾上松也 中村虎之介 中村長三郎 中村鶴松 中村歌女之丞 笹野高史 片岡亀蔵
2021年5月6日(木)~30日(日)/渋谷・シアターコクーン ※12日(水)より公演開始
公式サイト
コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』