本作は劇作家、女優、TVプロデューサーとマルチに活躍するベッキー・モードが、劇作家であり俳優のマーク・セトロックの協力を得て創り上げ、1999年9月にニューヨーク、マンハッタンのチェリー・レーン・シアターで初演した傑作コメディ。同年度の「タイム・マガジン」誌の演劇トップテンに選ばれた。
売れない俳優で、マンハッタンの超人気レストランの予約電話受付係をしているサムが、電話してくる客たちに応対する。店はすでに満席で、そこを何とかもぎとろうとする客を断るのがサムの目下の仕事。しかもサムは、オーディションの結果を待っており、一人暮らしの父までが電話をかけてきてサムを悩ませる。
日本では2018年、成河の出演、千葉哲也の演出で上演。
金持ちの社交界夫人、レストラン支配人、日本人観光客、カリスマ・シェフ、サムの父親、変り者のボーイ長、ドミニカ共和国出身のコック、大柄でタフなフランス女、医者、優しい性格のウェイトレス、下っ端のマフィアなど、全38役を見事に演じ分け話題となった。
今回も初演時と同じく、成河の出演、千葉哲也の演出で上演される。
詳細は公式サイトで。
https://www.stagegate.jp/stagegate/performance/2020/free_committed/index.html
(文:エントレ編集部)
舞台『フリー・コミティッド』
【作】ベッキー・モード
【翻訳】常田景子
【演出】千葉哲也
【出演】成河
2020年11月13日(金)~30日(月)/DDD青山クロスシアター
公式サイト
https://www.stagegate.jp/stagegate/performance/2020/free_committed/index.html