「をまちながら」は、佐竹仁と清水康司によるユニット。2人はそれぞれの境遇から、幼少期より「死」を身近に意識し「生命とは何なのか?」という永遠の問いに向き合ってきた。
彼らなりの観点で、現代社会において見落とされがちである「形をもたないもの」の価値を認め、そこに潜むストーリーを見つけてゆく。
第1回公演の演目に選んだのは様々なカンパニーで上演が繰り返されてきた鴻上尚史の「トランス」。世間と折合いがつけられぬまま孤独に生きてきた3人が互いを救おうとする姿を演劇的な手法で描いた名作だ。
出演は佐竹仁、清水康司、大西千保。男性役は、上演回によって佐竹と清水の役を入れ替えて上演される。
演出は『〇+I=2』が手掛ける。
STORY
精神科医の紅谷礼子、彼女の患者として現れた立原雅人、オカマバーで働いている後藤参三。高校の同級生である3人は偶然にも再会を果たす。空白の時間を埋めるかのように仲を深める3人だったが、やがて、精神を病む立原の妄想に紅谷と後藤は巻き込まれていき……
虚構の関係の中に垣間見える孤独の愛の行方を、回によって男性役を入れ替えた2つのバージョンでお届けします。
本作は1月31日(金)から大阪・劇団未来ワークスタジオで上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
公演情報
をまちながら 第1回公演『トランス』
【作】鴻上尚史
【演出】〇+I=2
【出演】佐竹仁、清水康司、大西千保
2020年1月31日(金)~2月3日(月)/大阪・劇団未来ワークスタジオ
公式サイト
をまちながら 第1回公演『トランス』
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