【動画2分】清竜人、坂井真紀、伊藤万理華らが出演の月刊「根本宗子」第17号『今、出来る、精一杯。』が新国立劇場で開幕/19日(木)まで
月刊「根本宗子」第17号『今、出来る、精一杯。』清竜人
月刊「根本宗子」第17号『今、出来る、精一杯。』が新国立劇場 中劇場で開幕した。出演は清竜人、坂井真紀、伊藤万理華など。上演は19日(木)まで。
本作は月刊「根本宗子」の代表作のひとつ。劇団10周年記念と位置付ける今回は清竜人を迎え、音楽劇としてセルフリメイクして上演する。
出演は清竜人に加え、坂井真紀、伊藤万理華、瑛蓮、内田慈、今井隆文、川面千晶、山中志歩、春名風花、小日向星一、根本宗子、riko、天野真希、田口紗亜未、水橋研二、池津祥子が出演する。
本作の公開舞台稽古が行われ、報道向けに一幕が公開された。動画は歌唱シーンを中心に抜粋したもの。【動画2分】
根本宗子(作・演出・長谷川未来役コメント)
10周年の集大成が完成したように思います。
自分自身、演劇に向き合うことの本質は10年間ほぼ変わっていません。
時に夢を見て、時に絶望して、一作品ずつ着々と自分と演劇と向き合ってきました。
小さな劇場から始まり、気が付いたら新国立劇場にいました。
なんだか少し不思議な気持ちです。
清竜人さんの音楽が私の10年を包み込んで、今日へと連れてきてくれました。
新たな俳優陣が全ての役に新しい命を吹き込んでくれました。
自分が想像してるよりずっとずっとたくさんの方の心に残る作品になればいいなと思っています。
精一杯、努めます。
清竜人(音楽・安藤雅彦役)コメント
私の2019年の集大成です。自分以外の作品にここまで精一杯尽くしたのは初めてかもしれません。
新国立劇場 中劇場にて響く声や音が、一人でも多くの人の心に残るよう、毎公演、真摯に向き合いたいと存じます。
坂井真紀(神谷はな役)コメント
根本さんは今30歳。根本さんを見ていると自分が30歳だった時を思い出さずにはいられません。なんて自分はヘナチョコだったんだろうって。根本さんはいつでも礼義正しく真っ直ぐ進みます。だから心から応援したくなる人です。
この力強い戯曲を23歳の時に書いたと聞き感動し、稽古を重ねるうちにこの戯曲を今、新国立劇場でやりたかった意味が少しずつわかってきました。それに相応しい、清さんはじめ役者さんたちが奇跡のように集まって(私も頑張らなきゃ)、こりゃ、すごいことになったと。この根本宗子さんを見逃してほしくないです。
伊藤万理華(篠崎ななみ役)コメント
月刊「根本宗子」10周年おめでとうございます!
大事な節目の公演に出演できて、光栄に思います。
根本さんの演出、竜人さんのつくる音楽、そして尊敬するキャストの皆さん、スタッフの皆さんと、この上なく贅沢な稽古期間を過ごしました。
根本さんが23歳の時に書いた大切な作品。
はじめて戯曲を読んだとき、心のウジウジした部分が吹き飛ばされた気がして、何故だか号泣してしまいました。
この戯曲の持つ鮮烈さを皆さんに届けたい。
23歳の私だからこそ伝えられることを、一公演一公演噛み締めながら、精一杯伝えたいです。
池津祥子(利根川早紀役)コメント
根本さんの演出のもと、「信じる力」と「覚悟」について想いを巡らせる稽古場でした。
根本さん23歳の時の情熱が込められた台本、そして新たに竜人さんの素敵な楽曲も加わり、新しく音楽劇へと生まれ変わった2019年版「今、出来る、精一杯。」
登場人物それぞれの“精一杯”を皆様に楽しんでいただけるよう、劇場でお待ちしております!
本作は12月19日(木)まで東京・新国立劇場 中劇場で上演される。
詳細は公式サイトで。
(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
月刊「根本宗子」第17号『今、出来る、精一杯。』
【作・演出】根本宗子
【音楽】清 竜人
【出演】
清 竜人 坂井真紀
伊藤万理華 瑛 蓮 内田 慈 今井隆文
川面千晶 山中志歩 春名風花
小日向星一 根本宗子
riko 天野真希 田口紗亜未
水橋研二 池津祥子
【演奏】岩永真奈 大谷愛 二ノ宮千紘 三國茉莉
2019年12月13日(金)~12月19日(木)/東京・新国立劇場 中劇場
公式サイト
月刊「根本宗子」第17号『今、出来る、精一杯。』
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