視覚的魅力にあふれた寺山作品! 池の下『狂人教育』ポーランドツアー凱旋公演 12月13日から日暮里d-倉庫で上演

池の下『狂人教育』
池の下による舞台『狂人教育』のポーランドツアー凱旋公演が12月13日(金)から日暮里d-倉庫で上演される。
「池の下」は、1996年に演出家・長野和文を中心に結成。1999年から寺山修司全作品上演計画を展開し、愛知県芸術劇場「青森県のせむし男」、東京グローブ座 春のフェスティバル「青ひげ公の城」を上演。2006年の利賀演出家コンクールにて「犬神」を上演し、優秀演出家賞を受賞した。
2019年10月に、ポーランドのグダニスク・シェイクスピア劇場とグロトフスキ研究所より招聘を受けて『狂人教育』を上演。現地のテレビ取材や各種媒体で取り上げられるなど様々な反響を呼んだ。
池の下『狂人教育』
今回はこのポーランドツアーの成果をふまえた凱旋公演として『狂人教育』を上演する。本作は池の下がこれまで上演してきた寺山修司作品の中でも、特にフィジカルで視覚的魅力にあふれた作品だ。
出演は深沢幸弘(鬼面組)、平澤瑤(ALBA)など。演出・美術は長野和文が手掛ける。
舞台は、元貴族が住んでいたと思われる「人形館」。小児麻痺の女の子の蘭は、この屋敷で家族と住んでいる。やぶにらみで船の設計士の祖父と、猫きちがいの祖母、吃りでベルリオーズの熱狂的ファンの父、淫蕩な姉のマユ、虚無的な詩人の兄の鷹司。家族は専制的な祖父の下で暮らしていた。
ある日、法医学者のドク氏がこの一家に宣言する。「この家にたった一人だけ気違いがいる」祖父は一家の名誉を守るため、気違いを探し出し、密殺してダリア畑に埋めることを決定する。そのときから、家族のヒステリックな気違い探しが始まる───
本作は12月13日(金)から東京・d-倉庫で上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
池の下『狂人教育』
【作】寺山修司
【演出・美術】長野和文
【出演】深沢幸弘(鬼面組)、平澤瑤(ALBA)、SUMIO(トツゲキ倶楽部/Re:Play)、岩切チャボ、井口香、青木五百厘(劇団KⅢ)、桜亨士郎(劇団KⅢ)、直井よしたか(スピカエージェンシー)
2019年12月13日(金)~12月15日(日)/東京・d-倉庫
公式サイト
池の下『狂人教育』
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