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現代社会に巣食う親子の確執をアングラかつファンタジックに描く! 突劇金魚『墓場のオサムと機嫌のいい幽霊』11月8日(金)から伊丹 AI・HALLで上演


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突劇金魚「墓場のオサムと機嫌のいい幽霊」
チラシ(イラスト:サリngROCK)
 

突劇金魚による舞台「墓場のオサムと機嫌のいい幽霊」が11月8日(金)から兵庫・伊丹市立演劇ホール AI・HALLで上演される。

 
突劇金魚は大阪を拠点に活動している劇団。
近年では民家を利用した客席20人程度のアトリエ公演『少年はニワトリの夢を見る』をロングランで上演。本作は第62回岸田國士戯曲賞最終選考作品に選ばれた。

 
今回上演される『墓場のオサムと機嫌のいい幽霊』は、劇場公演として2015年4月以来・約4年半ぶりとなる。
本作には関西が誇るベテラン俳優から、ギアのドールパートの佐々木ヤス子、壱劇屋の西分綾香、関西演劇祭でベストアクター賞を獲得した川添公二など、実力派から、オーディション企画公演で登用された若手俳優まで、総勢24名が出演。劇団員の山田まさゆき以外を完全ダブルキャストで上演する。

物語は墓場にある小屋で育てられた少年の話を中心に、現代社会に巣食う親子の確執を軸に、アングラでありながらファンタジックに描く。この物語を観れば、自分にかかった「呪い」=「しがらみ」に気付くことになる。

 

Youtubeで観る

 

STORY

森の奥にひっそり佇む、忘れられた墓場。
大きな木々の枝葉に空が遮られて昼でも薄暗くだらしなく伸びた雑草が生い茂っている。

この墓場の奥に何十年も手入れがされていない荒れた小屋がある。

この小屋に数年前、ある男が住みついた。

その男は可愛い小さなお面を常につけていてその上、人目を避けている。

彼の名前はオサム。だけど名前を呼ばれることはない。

彼は、呪いを受けて生まれてきた。

美しいものが好きだった母親はこの気持ちの悪い子どもへの憎しみが抑えきれなくなり「忘れられた墓場の小屋」に閉じ込めたのだった。

22歳になった彼は今小屋の中でひっそりと「箱庭」を作っている。

その箱庭は自分が住んでいるような「荒れた墓場」でそこで行われる自分の葬式の風景を作っているのだった。

ある嵐の夜、彼のところに、びしょ濡れの父娘(おやこ)が訪ねてきた。

父は、柔らかな笑顔で娘は、真っ白の肌に大きな黒い目で彼を見つめ、彼は、娘の肌に触りたいと思った。

その瞬間から彼の、自分にかけられた「呪いから脱却するための心の旅」が始まる。

 

サリngROCK(突劇金魚主宰、作家、演出家)

「主人公のオサムは呪われて生まれてきたために古い墓場の墓守小屋に閉じ込められている」という設定で始まるお話です。
その墓場を訪れて、オサムに関わってくる人々。ずっと一人でひっそり生きていたオサムは、その人々と出会ってどう変わるでしょうか。
呪われていても好きな子と仲良くなりたい。
呪われていても幸せになりたい。
呪われていても自分を認めたい。
自分の呪いとの闘うオサムの行く末を見届けに来てください。

多分、私も、ある意味呪いに縛られながら生きてるので、オサムの気持ちが分かるのです。

突劇金魚「墓場のオサムと機嫌のいい幽霊」 稽古場より
稽古風景

 
本作は11月8日(金)から兵庫・伊丹市立演劇ホール AI・HALLで上演される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

公演情報

突劇金魚『墓場のオサムと機嫌のいい幽霊』

【作・演出】サリngROCK

【出演】山田まさゆき(突劇金魚)、澤井里依(EVKK/舞夢プロ)、山浦徹(化石オートバイ)、木全晶子(兵庫県立ピッコロ劇団)、阪田愛子、吉田凪詐(聖なる犬殺し)、佐々木ヤス子(サファリ・P)、神藤恭平(DanieLonely)、大塚宣幸(大阪バンガー帝国)、晴渡、こやまももか、殿村ゆたか(MelonAllStars)、白井宏幸(ステージタイガー)、岩切千穂(狂夏の市場/仏団観音びらき)、川添公二(テノヒラサイズ)、田中良子(ブルーシャトル)、松田ミヤ、小林夢祈(今からひっくり返す)、西原希蓉美(満月動物園)、竹内宏樹(空間 悠々劇的)、河口仁(シアターシンクタンク万化)、西分綾香(劇団壱劇屋)、大路絢か、田口翼(チーム濁流)、井田武志(sunday)

2019年11月8日(金)~11月10日(日)/兵庫・伊丹市立演劇ホール AI・HALL

 
公式サイト
突劇金魚『墓場のオサムと機嫌のいい幽霊』

チケット
CoRich

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