今回のモチーフは《約束》 はぶ談戯 20周年記念公演『にじゅう~昭和歌謡短編集 其の三~』11月13日から中野・テアトルBONBONで上演
はぶ談戯の20周年記念公演『にじゅう~昭和歌謡短編集 其の三~』が11月13日(水)から中野・テアトルBONBONで上演される。
「はぶ談戯」は2000年に旗揚げ。「昭和」「場末」「行き止まり」の世界観を大事にしつつ、歌やダンス、殺陣といった見た目に華やかな表現方法をも取り入れ、人気を博してきた。
はぶ談戯『時泥棒』 長谷椿
20周年記念となる今回の公演『にじゅう』は、昭和歌謡短編集シリーズの第三弾。4話構成の短編劇で、ジャンルの違う3話の短編集と共に、4話目に各話の登場人物たちの関係性が繋がっていく構成は毎回好評を博す。
其の一「時泥棒」は『時を無駄にした人達の話』、其の二「ヒミツボ」は『秘密を抱えた人達の話』、そして今回「にじゅう」は『約束をした人達の話』を送る。
色々な約束の話を描き、 4話目にその『真実』が1本の線になる・・・。
出演は はぶ談戯の長谷椿、雅憐、南貴子に加え、中村真知子、加藤靖久(AND ENDLESS)、橋本恵一郎(欲棒仙人Λ)、くどうりほ、佐河ゆい(フィット)、増田朋弥、
井上ほたてひも(ポップンマッシュルームチキン野郎)、丘咲アンナ、shao(イロアス・コーポレーション)、吉田彩花、朝川優(Gahornz)、三嶋悠莉、石森亜希、春日千影、春日万葉が出演する。
作・演出は穂科エミが手掛ける。
くたびれた歓楽街。
ぼやけたネオンが立ち並ぶ街。
そこに、笑顔が印象的な『流し』の女がやってくる。
「温度、感触、言葉が蘇る曲…あなたにもあるでしょう?」
女は色々な街を流しながら見てきた、様々な『約束』の光景を、奏でてきた曲の記憶を辿りながら語り始める———
気づけば人生の半分を劇団に費やしてきました。
はぶ談戯の前身の団体からの活動を考えると22年、学生時代からの演劇活動を入れたら、30年ちょっと演劇に身を捧げてきたことになります。演劇バカもバカですよ、ほんとに。
途中何度か休団したものの、とにかく飽きっぽい私が同じことを20年もやれてきたのは劇団だけ。これは私の半生において奇跡といってもいいでしょう。
20年。決して良いことばかりではなく、むしろゼェゼェと息切れをしながら、とにかくガムシャラに登ったり転がったりしていたことの方が多かった気がしますが、それでも酸素ボンベを分け合いながら共に歩んでくれた方々には感謝してもしきれません。
そして、突拍子もないことを言い出したり、ズンズンと歩みを進めていってしまう私を見捨てずについてきてくれた団員たちには、感謝してもしきれないくらい、からの、更なるしきれなさでいっぱいです。
『はぶられてもへっちゃら!むしろそれを楽しんじゃおう!』の意味を込めて名付けた『はぶ談戯』。
なんとなくはぶられてしまう奴らが、それを面白いと思ってくれるキャストと共にお送りする、令和最初で20年節目の公演『にじゅう』。どうぞご期待ください。
アフタートークには、三上市朗、ニシオカ・ト・ニールを招き、また、本編が始まる前の開場時間中、はぶ談戯の20周年を祝いにきたゲストが、《はぶ的昭和歌謡を歌う歌謡ショー》が行われる。ゲストは三上市朗、豊田豪、松尾彩加・三嶋悠莉・こうのゆうか(パーチーズ(となりの芝))等。
個性溢れる役者たちが『20周年を祝福しにきた歌手』という設定で、日替わりで過去のはぶ談戯の楽曲やオリジナル曲を披露する。
節目の公演となる「にじゅう」。20年間貫いてきた「昭和の場末の雰囲気」を今回もふんだんに取り入れ、令和初めの年にノスタルジックな世界観で様々な「約束」を魅せる。必見だ。
開場15分後からスタート予定なので、客席へはお早めに。
ゲストの日程・詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
はぶ談戯 20周年記念公演 vol.21『にじゅう~昭和歌謡短編集 其の三~』
【作・演出】穂科エミ
【出演】長谷椿、雅憐、南貴子、中村真知子、橋本恵一郎(欲棒仙人Λ)、くどうりほ、佐河ゆい(フィット)、増田朋弥、 井上ほたてひも(ポップンマッシュルームチキン野郎)、丘咲アンナ、shao(イロアス・コーポレーション)、三嶋悠莉、石森亜希、春日千影、春日万葉、加藤靖久(AND ENDLESS)、朝川優(Gahornz)、吉田彩花
2019年11月13日(水)~11月18日(月)/東京・中野 テアトルBONBON
公式サイト
はぶ談戯 20周年記念公演 vol.21『にじゅう~昭和歌謡短編集 其の三~』
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