2019.9.26  19

mizhen『小町花伝』がセルリアンタワー能楽堂で10月23日(水)に再演!/朗読・能『卒都婆小町』も同時上演



mizhen『小町花伝』
mizhen『小町花伝』
 

mizhen『小町花伝』がセルリアンタワー能楽堂で10月23日(水)に再演される。

 
『小町花伝』は、mizhen(みずへん)が2019年4月に吉祥時シアターで初演した作品。能『卒塔婆小町』を原案にした、“小町”にまつわる4つの短編集だ。

 
今回の企画は、「天籟能の会」メンバーや、能楽師・安田登が、吉祥寺シアターで初演した『小町花伝』を観劇し、「ぜひ能楽堂で上演したい」ということで実現した。

能管の槻宅聡、琵琶の塩高和之、シンセサイザーのヲノサトル、謡で安田登も参加し、

1)朗読・能『卒都婆小町』
2)演劇『小町花伝』
3)内田樹・安田登・藤原佳奈(mizhen)の座談会

という3部構成で上演される。

 
mizhen『小町花伝』
mizhen『小町花伝』

  

演劇『小町花伝』に登場する4つの短編

「夢路」
出演 佐藤幸子、アフリカン寺越、藤原佳奈
舞台に立った一人の女優。何かを喋ろうとするが、
口から出てくるのは「その女は、いつ死にましたか?」という台詞。
嫌悪と欲望が交錯する夢の中。

「小町ちゃん」
出演 佐藤蕗子、百花亜希、鈴木しゆう
わたしは、小町ちゃんの服も、声も、汗だって羨ましい。
わたしが盗み見た小町ちゃんの日記には、
わたしが見たくない小町ちゃんがいた。

「還暦こまち~ず」
出演 佐藤幸子、佐藤蕗子、百花亜希、鈴木しゆう、アフリカン寺越
小町の歌が好きな、還暦の女3人組、“還暦こまち~ず”。
温泉旅行にやってきた3人は、いつものように歌い、恋の話に花が咲く。

「花の色は」
桜の木の下、ホームレスの老婆が一人。今日は99歳の誕生日だという。
老婆は歌う。在りし日の自分、“小町”の代表曲を。

 

 
 小町は、誰も愛せなかった。
 そんな自分が嫌だった。
 小町は、愛された記憶にしがみついた。
 そんな自分は、もっと嫌だった。
 女のわたしから見ると、
 そこには、哀しく、愛しい、“小町”がいた。
 嫌悪と欲望が交錯し、身体の中で叛乱する。
 小町、そして、女たち。(藤原佳奈)

 
mizhen『小町花伝』
mizhen『小町花伝』

mizhen『小町花伝』
mizhen『小町花伝』

 

本作は10月23日(水)から東京・セルリアンタワー能楽堂で上演される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

 

公演情報

mizhen『小町花伝』

朗読・能『卒都婆小町』
安田登(能楽師ワキ方下掛宝生流) 奥津健太郎(能楽師狂言方和泉流) 玉川奈々福(浪曲師) 槻宅聡(能楽師笛方森田流) 塩高和之(琵琶)

演劇『小町花伝』
【脚本・演出】藤原佳奈(mizhen)
【原案】観阿弥「卒都婆小町」

【出演】
百花亜希(DULL-COLORED POP) 佐藤幸子(mizhen) 佐藤蕗子(mizhen) アフリカン寺越 鈴木しゆう 安田登(能楽師ワキ方下掛宝生流) 槻宅聡(能楽師笛方森田流) 塩高和之(琵琶) ヲノサトル

座談会
内田樹(神戸女学院大学名誉教授) 安田登(能楽師ワキ方下掛宝生流) 藤原佳奈(mizhen)

2019年10月23日(水)~/東京・セルリアンタワー能楽堂

公式サイト
mizhen『小町花伝』

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