2019.9.24  6

松田正隆の書き下ろし新作を青年座の金澤菜乃英が演出! 舞台『東京ストーリー』10月23日から下北沢・駅前劇場で上演



青年座『東京ストーリー』
青年座『東京ストーリー』
 

青年座の舞台『東京ストーリー』が10月23日(水)から下北沢・駅前劇場で上演される。作は松田正隆、演出は金澤菜乃英が手掛ける。

 
劇団青年座は2000年、松田正隆の書き下ろし新作『天草記』(宮田慶子 演出)を上演。
そして今回、19年ぶりに青年座に書き下ろした新作『東京ストーリー』が下北沢・駅前劇場で上演される。

出演は津田真澄、野々村のん、田上唯、山賀教弘、石母田史朗など。
演出は青年座の若手・金澤菜乃英が手掛ける。

 
青年座『東京ストーリー』出演者
『東京ストーリー』演出、出演者(左より 角田萌果、松川真也、世奈、前田聖太、
田上唯、津田真澄、石母田史朗、野々村のん、山賀教弘、演出・金澤菜乃英)
撮影=坂本正郁

 

STORY

東京都内のとある私鉄沿線の同じマンションに住む三人の女性。
大学で哲学を教える杉村佐知子。
佐知子の姪で、コントグループを引っぱる杉村彩芽。
単独ライブに向け、ネタ作りと稽古に追われる日々。
不動産屋に勤め、空き家を案内する梅崎奈々。
空き家を紹介した客の戸倉から突然告白され、誘われるまま朗読会に参加する。
ある日、佐知子は奈々から紹介された空き家で、学生の薬師と二人きりで過ごすことになる。
それぞれどこか不安定で満たされない日々。
そんな 3 人の日常が「空き家」を通して、少しずつ変化していく。

 

作 松田正隆

東京に移住して七年が経ちました。私の家からは練馬の風景が見えます。ここに住んでいる人たちとその周りの空間についての戯曲を書きたいと思いました。

物語の「内容」というよりも、それを語る「場」のほうに興味があります。たくさん人々が集う東京という都市には、無数の「おはなし」も集積しています。日々、私たちの生活の中で生まれては消える「おしゃべり」やそれに伴なう「身ぶり」は、果てしのない出来事の構成要素です。それらは、始まりがあり終わりがあるような一つの物語として統合されるストーリーではないのです。

上演空間に身をおくようにして感じとることのできる、いくつもの「はなしの場」の感触を経験すること。これからの演劇の可能性はそこ(出来事としての空間)にあると思っています。

 
演出 金澤菜乃英

「わからないはおもしろい」

わかるわかるの頷きより、わからなくて首を傾げたり目を背けようとしている人々が愛おしい。
自分の引き出しにない、頭で理解できない、感覚が合わない「わからない」ことに直面する時、人はどんな行動と発言をするのでしょう。それを表現として魅せていくには…「その人がそこに存在する」ことを考える日々です。新しい挑戦に思える一方、芝居をすることの原点に帰る機会をいただけたと感じています。

青年座で久々にお目見えする松田正隆氏の新作は、東京で生活する人々の縮図であり、家庭や職場で営まれる日常の連続です。「わからない」感覚を背負いながら生きる姿に、自身や身の回りの人と重なる瞬間を楽しんで頂きたいです。

 
左から松田正隆、金澤菜乃英
左から作の松田正隆、演出の金澤菜乃英

 
本作は10月23日(水)から東京・下北沢 駅前劇場で上演される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

 

公演情報

青年座『東京ストーリー』

【作】松田正隆
【演出】金澤菜乃英

【出演】津田真澄 野々村のん 田上唯 世奈 角田萌果 山賀教弘 石母田史朗 前田聖太 松川真也

2019年10月23日(水)~10月29日(火)/東京・下北沢 駅前劇場

公式サイト
青年座『東京ストーリー』

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