2019.9.13  19

余命半年と宣告されたが3年経っても死なない父と、その家族を描く TAAC『だから、せめてもの、愛。』12月25日から下北沢「劇」小劇場で上演



TAAC「だから、せめてもの、愛」
宣伝写真 堀川高志/宣伝美術 北村美沙子
 

タカイアキフミの個人ユニットTAACによる舞台「だから、せめてもの、愛。」が12月25日(水)から東京・「劇」小劇場で上演される。

 
TAAC(読み:たーく)は、タカイアキフミが公演のたびにキャスト・スタッフを集める個人ユニットだが、単なるプロデュース公演ではなくキャスト・観客とともに「妥協なく創造・共創する集団」として2018年に大阪で立ち上げ。

第1弾公演「正義姦」(2018年4月)にて関西小劇場では異例の2週間のロングラン公演を行い、第2弾となる前作「を待ちながら。」(2018年9月)では、七味まゆ味(柿喰う客 / 七味の一味)と山崎彬(悪い芝居)の二人芝居を東京・大阪2都市で上演した。

 
前回公演「を待ちながら。」写真:堀川高志
前回公演「を待ちながら。」写真:堀川高志
 
 
第3弾となる今作「だから、せめてもの、愛。」の主演は三上市朗。さらに美津乃あわ、須貝英、用松亮、橋爪未萠里、加藤ひろたか、森崎健康、大塚由祈子らが出演する。
音楽は、ミュージカル「She Loves Me」での音楽監督補や、2019年3月公開の映画「岬の兄妹」の音楽などを手掛けて来た高位妃楊子が担当する。

  

STORY

これは、余命半年と宣告されながら3年経ってなお死なない父と、その家族たちの話。
ハッピーエンドを迎えられるはずだった家族の、その先を描く。

ある日、父は、医師から余命半年と告げられた。父は、家族を集め、余命のことを伝えると同時に、長男とは血が繋がっていないことを明かした。死ぬまでに自分自身の口から話さないといけないと思っていたことだった。どんな事情があろうとも家族であるという父の言葉を信じて、長男はその事実を飲み込んだ。残り半年を家族で幸せに過ごし、父を笑顔で見送ろうと決めた。
しかし、あれから3年が過ぎても、父は死ななかった。次男は就職を機に家を出て、母は脳梗塞で倒れ寝たきりになった。そして、父と長男の関係も次第に変わっていったー。

 

タカイアキフミ(作・演出)

【余命モノ】と呼ばれるジャンルがあります。僕はそれがあまり得意ではありません。得意ではありませんが、いざ観ると泣きます。むしろ人並み以上に泣きます。でも、人の死は涙を流すための装置ではありません。
涙を流すために消費されるべきものではありません。だから、あまり得意ではないのだと思います。
だけど、今回TAACは、あえて【余命モノ】をやります。今の日本社会を投影した新しい【余命モノ】に挑戦します。

『だから、せめてもの、愛。』は、余命半年と宣告されながら3年経っても死なない父とその家族たちの話。父の死という明確なゴールを失ったことで、それぞれの歩幅が合わなくなっていく日々を描きます。

「父」に三上市朗さん、「母」に美津乃あわさん、「長男」には須貝英さん、そしてほかにも素晴らしい俳優の方々をお迎えし、新しい【余命モノ】をつくりあげたいと思います。

TAACにとって、今回が東京進出後初の公演です。
ド年末、素晴らしい同志たちとともに下北沢にてお待ちしております。

 

《15分前到着割》と、《サイレント上演》を実施

全ステージ定刻開演を目指し、開演の15分前に到着すると100円をキャッシュバックをする《15分前到着割》が前回に引き続き今回も実施される。

また、今作では、《サイレント上演》として、携帯電話による上演の妨げゼロを目指し、客席内での携帯電話の使用は一切禁止とし、客席入場の際の電源オフ確認を行う。これに違反した観客からは《他のお客様へのご迷惑料金【3万円】》を取るという試みを実施する。

 
本作は12月25日(水)から東京・「劇」小劇場で上演される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

公演情報

TAAC「だから、せめてもの、愛。」

【作・演出】タカイアキフミ
【音楽】高位妃楊子

【出演】三上市朗 美津乃あわ 須貝英 加藤ひろたか 橋爪未萠里 用松亮 森崎健康 大塚由祈子

2019年12月25日(水)~12月30日(月)/東京・「劇」小劇場

公式サイト
TAAC「だから、せめてもの、愛。」

チケット
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