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関西の実力派・人気キャストによるSFエンタメ! ALTERNAITプロデュースvol.03『この荒野の物語2019』9月13日から大阪・in→dependent theatre 2ndで上演


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ALTERNAITプロデュースvol.03『この荒野の物語2019』
堀川高志(kutowans studio)
 

ALTERNAITプロデュースvol.03『この荒野の物語2019~「静かの海の荒野」「音楽の流れた荒野」~』が9月13日(金)から大阪・in→dependent theatre 2ndで上演される。

 
『ALTERNAIT』は、年間約30本・150ステージを超える(年間延べ観客数約2万人)公演に音響プランナー・オペレーターとして参加する須川忠俊が主宰するプロデュース集団。その人脈で繋がった関西小劇場で活躍する実力派・人気俳優陣を集めて、上質な舞台を生み出している。

3回目の公演となる本作は、電撃文庫にて人気を博した秋山瑞人のSF小説「鉄コミュニケイション」を下敷きに、2000年代 関西小劇場の人気劇団・シアターシンクタンク万化(2TB)が上演し、再演を重ねた人気作だ。
初演から19年の時を経ても色褪せることのない珠玉の二作品を同時に上演する。

なお、この二作品は、同じ時間軸の中で起こる異なる二つの物語を描く『リバーシブルシアター』方式となっている。観劇後、もう一方のサイドをきっと観てみたくなるはずだ。

 

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sideA「静かの海の荒野」

時代は遥か未来、レイジウイルスに感染した人工知能が反乱を起こし、人は地球を捨て、脱出せざるをえなくなった世界。
地球から飛び立った最後の星間移民船のぞみ27号。
専務員の榎戸とプリーストの元に、この船の人工知能がランダムで選出した5人が、冷凍睡眠から解凍され集められる。
ヒューマンインターフェイス(人型人工端末、「HI」)のプリーストは彼等に、この船で起きた死亡事故の原因究明と処分を依頼する。
死亡したのは推定50~60代の男性。
しかし、乗船名簿から遺伝子情報まで、全てのデータが何者かによって消されていた。
AIやHIが管理している船内では絶対にありえない事態、だが死体はそこにある。
証拠、遺留品と呼べる物は、彼が手にしていた一枚のメモリーカードだけだった。

 
sideB「音楽の流れた荒野」

ウイルス感染によるAIの反乱、「大厄災」により、地球から人間はいなくなった。
残されたのは、当時、どこにも接続されておらず感染を免れた民生用ヒューマンインターフェイス(HI)たちと、ウイルスに感染し、脱出が叶わなかった人間に対して殺戮の限りを尽くした、犬の脳をベースに作られた数体の軍用インターフェイス、通称「軍用犬」。
ただ雨が降り、風が吹くばかりの世界。
ある日、民生HIたちは、何層にもプロテクトが張られ、まるで何かを隠しているかの様な、ロケット発射台を見つける。
プロテクトを解除し、その地下に潜入した彼等が見たものは、冷凍睡眠から目覚めたひとりの人間「空知 愛」(ソラチ アイ)。
おそらく地球最後の人間に出会い、喜ぶ民生HIたちだったが、冷凍睡眠から目覚めた愛の生体反応は、軍用犬の耳(センサー)にも届き、その沈黙を破った。

 

須川忠俊(ALTERNAIT代表)

この作品は、シアターシンクタンク万化により上演され、今まで2度再演されました。
原作は、電撃文庫より刊行された秋山瑞人氏の「鉄コミュニケイション」であり、改題・脚色がされています。

作品中にでてくるAI(エーアイ)は、今でこそ耳なじみがあったり実際に恩恵を受けるまでになっていますが、この作品の初演当時(2000年)は、まだかの有名なスピルバーグの『AI』が世に出る1年前。
一番最近に再演された2008年ですら、まだスマートフォンもない時代でした。
その頃、機械に一声掛ければテレビの電源が入ったり冷蔵庫の中身を管理してくれる時代は近未来の事だったと思います。
初演から19年が経ち、この「この荒野の物語」という世界が身近に感じられるであろう時代になりました。

この作品の最大の魅力はよくある「暴走したAI」=「悪」ではない所です。
ウイルスにより暴走する事になってしまったAI達や、その経緯にもドラマが存在します。
その点にも注目いただけると幸いです。

最後に。
本作品は、「リバーシブルシアター」という形式で二作品を同時上演します。
同じ時間軸で起こる、異なる作品をお楽しみ下さい。

堀川高志(kutowans studio)
堀川高志(kutowans studio)

 
本作は9月13日(金)から大阪・in→dependent theatre 2ndで上演される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

公演情報

ALTERNAITプロデュースvol.03『この荒野の物語2019~「静かの海の荒野」 「音楽の流れた荒野」~』

【原作】秋山瑞人(「鉄コミュニケイション」電撃文庫)
【作】美浜源八(シアターシンクタンク万化)
【演出】石井テル子(Micro To Macro)/須川忠俊(ALTERNAIT)

【出演】浅雛拓、卯津羅亜希(劇団空組)、岡田由紀、河口仁(シアターシンクタンク万化)、太陽、高瀬川すてら(劇団ZTON・SwordWorks)、田代圭佑、為房大輔(劇団ZTON)、中聡一朗(激富/GEKITONG)、成瀬遥(テアトルアカデミー)、野村有志(オパンポン創造社)、泥谷将(MicroToMacro)、堀内玲(リアルム)、町田名海子(創造集団ちいさなクルミーノ・ゲキゲキ/劇団「劇団」)、美香本響(meyou)、三原悠里(Cheeky☆Queens)、米山真理(彗星マジック)

2019年9月13日(金)~9月16日(月)/大阪・in→dependent theatre 2nd

公式サイト
ALTERNAITプロデュースvol.03『この荒野の物語2019~「静かの海の荒野」 「音楽の流れた荒野」~』

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