≪ダンス×武術太極拳×和太鼓×ROCK≫×演劇!そして新たに世界を知る男たち「TRIQSTAR」も参戦!オルタナティブな組み合わせで超ド級の王道エンターテイメント執行!!
RockA+エンターテイメント「ROBBER’s LOVER」
RockA+エンターテイメントによる舞台「ROBBER’s LOVER」が8月28日(水)から大阪・ABCホールで上演される。
RockA +(ロッカープラス)エンターテイメントは、《異文化を否定するのではなく、お互いに「知り」、「認める」》という思いから、普段なかなか交わる事のない、様々なシーンで活躍するアーティスト達と融合し化学反応を巻き起こしながら一つの作品を創りあげるプロジェクト。
ただ融合するだけではなく、
『Rock』⇒(音楽のロック・心を震わせる・感動させる)で、
『A +(エイプラス)』⇒(「ベストの上」、「最高」)な
エンターテイメントを観客に提供する。
2016年、東京の天空劇場で行った第一回公演では、演劇だけでは出会えない観客や著名人、海外メディア、海外の観客にも好評を博した。
第二回公演では、会場を大阪に移し、関西小劇場界で活躍する脂の乗った中堅世代を中心に、主演に舞台『刀剣乱舞』2019年冬公演に南海太郎朝尊役で出演が決定している三好大貴(劇団Patch)、武術太極拳より世界Jr.武術選手権大会刀術準優勝の金澤慎治をはじめ、二宮由一、土井未来、そして、新たに世界を知るダンスカンパニー『TRIQSTAR』を加えて、作品をよりブラッシュアップ・スケールアップして臨む。
演劇をベースに、様々なジャンルの一流の集うエンターテイメントは必見だ。
1592年、ジパングの王「ヒデヨシ」は、ついに大陸侵略を開始した。
圧倒的な火力で連戦連勝のヒデヨシ軍に、明の皇帝は伝説の財宝「千鳥の香炉」を差し出し、辛くも和睦に成功し難を逃れた。
それから、2年の歳月が流れた、1594年春。
夜陰に紛れ、明の刺客達がジパングに上陸した。
彼らの目的はただ一つ、不可能と言われるヒデヨシ暗殺…。
だが、幾重にも張り巡らされた策略でヒデヨシを追い詰め始めていた。
一方その頃、山に隠れ住む「雑賀衆」の元に身を寄せていた石川五右衛門は、仲間と共に悪徳商人から金を盗んでは、貧しい人々にその金をばらまく義賊として名を馳せていた。
ところが、ある日、身に覚えのない商人殺しの罪を着せられ、追われる身となり、辿り着いた大坂城の地下で衝撃の事実を知る事となる。そして、ヒデヨシと明の刺客の争いに巻き込まれていくのであった…。
追われる五右衛門一行、命を狙われるヒデヨシ、命を狙う明の刺客、虎視眈々と天下を狙うイエヤス、そして雑賀衆を追いかけ続ける銭形、さらには死んだはずの千利休…。
伝説の財宝「千鳥の香炉」の秘密と絶世の美「茶々」を巡る戦いが今、幕を開ける…。
ROBBER’s LOVERという作品が8月28日(水)~9月1日(日)まで大阪のABCホールで上演されます。
この作品は小劇場の役者、ダンサーだけでなく、TRIQSTARという世界を股にかけるアニメーションダンサー、武術太極拳(わかりやすく言うと、カンフー)のトッププレイヤー、そして、和太鼓等々、様々なジャンルの人達が集まり、一つの演劇作品を創っています。
そうなんです、一つの演劇作品を創ってるんです。
現在(8月18日)、鋭意稽古中なわけですが、稽古をしてて思うんです。これ、みんなの想像を大きく上回る作品になる、と。
じゃあ、その「みんな」というのは誰なのか、という話なんですが、それは、公演を観に来てくれる方や、こういう公演があると知ってて興味はあるけど観に行こうとは思ってない方、そもそも知ってるけど興味のない方、いや、もしかしたら、作品に携わる私達も含めるかもしれません。
私自身は小劇場の隆盛時代にいたわけではないので、今が衰退しているとか、そういった事はわかりませんし、閉塞感は感じるものの、脱却のために、何かしらの結果を残しているわけではありませんから、明確な意思を述べる事は出来ませんが、何か一歩を踏み出さないと、と、漠然と思って日々考え行動しています。
もっと強い信念で動いている方も沢山いる中、こういった漠然とレベルの人間が語るのも片腹痛いと思うのですが。
それぞれが交わらずに作品を創るなら意味はなくて、実際、役者以外の方々に相当な物量の台詞があったり、演出としてのアニメーションダンス、和太鼓があったり、武術、剣術、アニメーションダンスで戦う殺陣演出があったり、全てが作品の中の一部となるよう色濃く交わっています。
リスクはあります。お芝居初めての方が、ガッツリ芝居するわけなので。でもそのリスクを背負って挑むところに可能性が潜んでいると思ってます。
これは演劇の可能性というよりは、エンターテイメントという枠の中の演劇の可能性という方が正確かなと思っています。
勿論、演劇的に面白くなければ、意味をなさないとは思っていますが、今回は現段階で控えめに言っても一定のラインクリアしていると私は確信しています。
じゃあ、これが演劇にとってどんな可能性を示しているのかとか聞かれるとまだわからないですし、そもそも面白いと言っても所詮お前の中での面白い、だろ、と言われれば、そこまでなんですが、でも、漠然とでも一歩進まなければと思っている私は将来、この公演が一つのターニングポイントでしたと必ず言うと思います。
演出補佐の浜口望海を始め、経験豊富な役者の皆さんがどんどんアイデアを出してくれて、TRIQSTARの皆さんや武術の皆さんが演劇に敬意を払い、己の技を組み込んでくれて、若手の役者さんが懸命に支えてくれて、いつもご一緒してくれているテクニカルスタッフの皆さんが安定の仕事をしてくれている結果、始めに書いた通り、みんなの想像を上回るところに着地しようとしています。
ただ、客席は正直埋まっていません。チケットも他の小劇場公演と比べれば高い方ですし、そもそも、私自身に作演出としての実績がない事も影響していると思います。宣伝も決して戦略的には出来てなかったですし。
観に来ないと損!!とか言うつもりはありません。そもそもエンターテイメントと宗教は心を豊かにするものであって、生活を豊かにするものではありませんしね。
小劇場の未来のためにとか、演劇に命かけてるとか、そんな大それたことを語るつもりも私にはありません。
でも、今回はたくさんのお客様の前で公演したいし、そうあるべき公演だと心底思っています。
だから、もし、何か心に引っかかって、さらにお時間許すならば観に来て頂けませんか?観に来れない方も、もしお手間でなければでも宣伝にご協力いただけないでしょうか?
何卒宜しくお願い致します。
長々とお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
本作は8月28日(水)から大阪・ABCホールで上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
RockA+エンターテイメント「ROBBER’s LOVER」
【作・演出】青木道弘(Artist Unit イカスケ)
【振付】TRIQSTAR、和田雄太郎
【出演】三好大貴(劇団patch)、 Ally、大塚宣幸、丹下真寿美(T-works)、尾形大吾(劇団Patch)、小林由佳、門松良祐(ワオエージェンシー)、川村和正(Artist Unit イカスケ)、下浦貴士(STAR☆JACKS)、酒井翔悟、畠山薫(Cheeky☆Queens)、赤松英実(Cheeky☆Queens)、和田雄太郎、Chee、杉野叶依、小島千枝、松本愛弓莉(TWIN PLANET)、松本麻稀(TWIN PLANET)、道下佳音、二宮由一(武術太極拳)、土井未来(武術太極拳)、金澤慎治(武術太極拳)、長橋秀仁、東千紗都(匿名劇壇)、田北良平(リアルム)、井路端健一(ザ・ブロードキャストショウ)、TRIQSTAR
2019年8月28日(水)~9月1日(日)/大阪・ABCホール
公式サイト
ROBBER’s LOVER
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