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オーストラリアへ移住した日本人を通して《居場所》を描く Pityman傑作選II『ばしょ』9月20日から新宿眼科画廊地下で上演


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Pityman傑作選II『ばしょ』
鈴木愛美
 

Pityman傑作選II「ばしょ」が9月20日(金)から東京・新宿眼科画廊スペース地下で上演される。

 
Pityman(ピティーマン)は会話劇の名手・山下由が主宰する劇団。《1番大きなものは、1番小さなもののなかに》をテーマに、小さな営みのしかたなさや、おかしさ、さみしさの普遍性を繊細な会話劇で描いている。

 
傑作選シリーズとは過去に評価の高かった作品群を、新しい物語として強度の高い作品に磨き直していく企画である。
第1弾の「ハミング・イン・ウォーター」は好評を得て、門真国際映画祭舞台映像部門では優秀作品賞を受賞した。

 
2018年傑作選I「ハミング・イン・ウォーター」 撮影 大口葉
2018年傑作選Ⅰ「ハミング・イン・ウォーター」 撮影 大口葉

 
第2弾となる今回は主宰山下が20代の頃に滞在したオーストラリアを舞台に、日本人移住者を通して”居場所”について描く意欲作だ。

閉店後のジャパニーズレストランとエアーズロックツアーを行き来する今回の作品は、くだらないことばかり話しているようでいて、現地に住む日本人たちのさみしさを浮かびあがらせる。俳優の瞬きさえも捉えられるほどの小空間で、濃密な時間が体験できる公演になる。

 

STORY

オーストラリアの隅っこの街パース。

閉店後のレストランで日本に帰国する従業員のささやかなお別れ会が開かれる。

酔っ払ったりケンカしたりしながら、失踪してしまった恋人のことを思い出す浩介。

ジャパニーズレストランとエアーズロックをめぐるお話。

 

山下由(脚本・演出)

20歳のころオーストラリアに行きました。何もない自分が嫌で何かになれと思い立ってのことでした。オーストラリアまで行って日本人の女の子に恋をして振られたり、朝焼けのエアーズロックを見たり、ジャパニーズレストランで働いたりしました。結局なににもなりませんでした。あれから時間が経って何にもならないのよ私は。ということがわかったことはよかったんじゃないかなと今では思います。
あの頃の自分や一緒にいた人たちの浮かれようや、寂しさを描けたらと思います。

 
本作は9月20日(金)から東京・新宿眼科画廊スペース地下で上演される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

公演情報

Pityman傑作選II「ばしょ」

【作・演出】山下由

【出演】浅井裕子、池内風(かわいいコンビニ店員飯田さん)、田久保柚香、田島実紘(劇団スポーツ)、東澤有香(キコ/qui-co)、藤田りんご(Pityman)

2019年9月20日(金)~9月24日(火)/東京・新宿眼科画廊スペース地下

公式サイト
Pityman傑作選II「ばしょ」

チケット
カルテットオンライン

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