世にはびこる御涙頂戴へのアンチテーゼ! TEAM909 第4回公演「愛されたいとか言ってる奴は全員死ね」8月10日から高田馬場ラビネストで上演
TEAM909「愛されたいとか言ってる奴は全員死ね」
TEAM909による舞台「愛されたいとか言ってる奴は全員死ね」が8月10日(土)から東京都・高田馬場ラビネストで上演される。
TEAM909は、横浜国立大学劇団三日月座OBでTV-CM制作会社に勤めるBobsonが、2017年7月に新宿で結成。
2018年2月に新宿演劇祭にて第1回公演「川の流れにイシをぶつけろ!!!」を上演後、「夏の夜からホタルは消えた」「世界一かわいいのは絶対私で後はみんなブスばっか。」を上演した。個性的なキャラクターを用いて現代的なテーマをポップな世界観に昇華させた伏線回収劇を得意とし、回を追うごとに、その毒々しさと鋭さを増している。
そんなTEAM909の最新作は愛と死をテーマに、世にはびこる御涙頂戴へのアンチテーゼとして、涙だけでは終わらないラブサスペンスを描く。綺麗に積み上げた積み木を、怒涛の展開で崩していく構成が見どころだ。
あなたには大切な人がいますか?
大切な人がいなくなるとわかったらどうしますか?
これは、愛する人を失う3人の「私」の物語。
真実の愛を探し求める感動の終末オムニバスラブストーリー!!!
……では終わらない!
オムニバスを見届けるのは、東郷大学医学部附属病院の研修医、白幡仁美。
彼女は考え方が対照的な2人の指導医、外科医の青柳と精神科医の赤羽の間に挟まれ心を揺らす。
「いいか? 死ってのはドラマだ。病室ごとにストーリーがある。言ってみりゃオムニバスだ。」
「医師は患者に必要以上に感情移入すべきではありません。」
何度も死ぬ謎の男。
病院内で蠢く各科の派閥争い。
そして精神科で生まれる1つの純愛。
死の続きとは、真実とは、何か?
研修医白幡はオムニバスの先に何を見るのか?
病院を舞台に繰り広げられるラブサスペンス!
ーーー「なぜ人は人を慈しみ、愛すると思う?」
TEAM909第4回公演は、「愛」と「死」をテーマにお送り致します。いやはやなんともお恥ずかしいというか、くさいテーマではあり、今まで敬遠しておりましたが、作家として一度は扱っておかねばならないテーマ、偉大なテーマではあるのかなと思います。
このテーマに挑戦しようと思ったのは、第2回公演を終えたあたりです。つまり去年の夏頃ということになります。
去年の夏以降、意識的に「愛」や「死」をテーマにしたような作品を漁っておりましたところ、1つ胸に引っかかる「違和感」のようなものを覚えました。
それが何かとここで明言することはなかなか難しいのですが、今回、その「違和感」のようなものをエンターテインメントとして形にしてみました。
909としては最長の約120分というお芝居になっておりますが、全力投球全ての時間余すことなく魅力を詰め込んでおりますので、ぜひぜひ最後までごゆっくりお楽しみください!
本作は8月10日(土)から東京都・高田馬場ラビネストで上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
TEAM909「愛されたいとか言ってる奴は全員死ね」
【作・演出】Bobson
【出演】下城すみれ、八重桜花音、きたはらさき、原山啓吾、成美真祐 、ゆきのーる、くまこ(劇団無題)、藤川大輝 、金井孝介、おつこ
2019年8月10日(土)~8月12日(月)/東京都・高田馬場ラビネスト
公式サイト
愛されたいとか言ってる奴は全員死ね
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