2019.7.26  4

「記憶と記録」に内在する『瞬間と永遠』を描く 譜面絵画『四人静』9月15日から陸前高田・東京の2都市で上演


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譜面絵画『四人静』
譜面絵画『四人静』
 

譜面絵画による舞台『四人静(よったりしずか)』が、9月15日に岩手県・陸前高田市 ほんまるの家で、9月20日から東京・カフェ ムリウイ 屋上劇場で上演される。

 
譜面絵画(ふめんかいが)は2016年に発足。全作品の脚本・演出は三橋亮太が手掛け、“現実と虚構のあいだに流れるものは想像力である”と定義して創作活動を続けている。

また、「作品の内外に存在する現実を応用し、新しい想像力を喚起できるか」を模索するために、劇場に限らず、寺院やギャラリー、スタジオなどの様々な場所で作品制作を重ねている。

 
譜面絵画『わたしたちの ひかりの  いえ』
譜面絵画 vol.8『わたしたちの ひかりの  いえ』

 
9回目の本公演となる今回は、岩手県陸前高田と東京祖師ヶ谷大蔵の2か所で上演。《「記憶と記録」に内在する『瞬間と永遠』》をテーマに、譜面絵画ならではの演劇を作り上げる。

出演は譜面絵画の劇団員の小見朋生、河﨑正太郎、宮ヶ原萌に加え、生艸東子、宇田奈々絵、長田佳菜恵が出演する。脚本・演出は三橋亮太が手掛ける。

  

STORY

成人式のとき、前撮りをしてもらったカメラマンさんがすごい慣れてて。そりゃそうだけど。こう、ポーズ指定してくれて、これが君のベストのポーズだと言わんばかりの感じだったんだけど、絶対その人に向ける顔よりも、家族とか君に向けてる顔の方が、わたし可愛いんだろうなって思うと、なんかぼーっとしちゃった。出来上がった写真自体は良く写ってたんだけど、わたしには機械の性能だけにしか思えなかった。そのカメラマンさんが悪いってわけじゃないんだけど。ただそれだけなかんじって言うか、「今」で生きてるなぁって思う。生き方は自由。でもその大切な今を浪費してる感を強く感じてしまう。なぜだろう。

あ、待って。
今、すごい、すごく、天国が落ちてきそう。

 

三橋亮太(脚本・演出・宣伝美術)

『悲しいくらいが正しい未来だ、違うか、嫌だな、』

最近、人との関係が最後になることが多いです。大学の卒業が近いこともそのひとつで、友人とこれから違う道に行くことを想像します。友人だけでなく、直感的に、「あ、この人とはもう会わないんだろうな」と思う瞬間も増えました。祖父の体調が悪くなったときや、誰かと意見が合わなかったときには、思いたくないですが最後を想像してしまいます。もしひとつの関係が終わっても、きっと新しい場所で新しい誰かと新しい関係を築いて、うまく生きていくのかもしれません。ですがやはり、あったものがなくなることというのは、つらく思います。それにまつわる写真を撮ってあっても虚しく思うこともあります。それは、どれだけ瞬間を束ねても永遠には届かないからです。

今回の演劇公演では、「記憶と記録」に内在する『瞬間と永遠』についてを扱っています。私たちが考える演劇とは、「目の前で見ている人へ、自由な想像力を喚起するもの」です。今、ここにあるもの・こと・人を大切に思いたいです。ぜひお越しください。一同、お待ちしております。

 
本作は9月15日(日)に岩手・陸前高田市・ほんまるの家で上演。その後、9月20日(金)から東京・カフェ ムリウイ屋上劇場で上演される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

 

公演情報

譜面絵画 vol.9「四人静」

【脚本・演出・宣伝美術】三橋亮太(譜面絵画/青年団演出部)

【出演】小見朋生(譜面絵画)、河﨑正太郎(譜面絵画)、宮ヶ原萌(譜面絵画)、生艸東子、宇田奈々絵、長田佳菜恵

2019年9月15日(日)~/岩手・陸前高田市・ほんまるの家
2019年9月20日(金)~9月22日(日)/東京・カフェ ムリウイ 屋上劇場

公式サイト
譜面絵画 vol.9 「四人静」

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