2019.2.25  14

談話室を舞台にした濃密な会話劇 京央惨事『テースターズ』新宿眼科画廊で3月22日(金)から上演


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京央惨事「テースターズ」
フライヤーデザイン:鐸木のすり
 

京央惨事による舞台「テースターズ」が3月22日(金)から東京・新宿眼科画廊・スペース地下で上演される。

 
京央惨事は、2017年夏に結成した脚本・演出の鐸木のすりと、俳優の花岡南帆子からなる演劇ユニット。「他人の生活を覗き見ているような舞台」を作ることをひとつのコンセプトとし、人と人とが出会うことで起こってしまう小さな惨劇や、日常に潜むささやかな絶望をユーモラスな会話劇として組み立てる。

京央惨事
ロゴデザイン:渡邊龍京

 
第二回目の本公演となる今作は、舞台を“集合住宅”の“談話室”とし、非常に限定されたコミュニティの中で交錯した人間関係を描く。人間なら誰しもが持つであろう“愛情”や“執着”、それに伴う“束縛”や“依存”など、決して美しいだけではない人間臭いもの思いを、“人間の可愛らしさ”として描き上げる。

客演として、京央惨事と交流の深いSpaceらぼ。の加藤ひろ海、後藤なつこを始め、延原奨磨、iakuに出演経験のある伊藤えりこを迎え、熟練度の高い濃密な会話劇を作り上げる。
 

 

STORY

この集合住宅には住居の他に「談話室」というフリースペースがある。「住民みんな仲良く平和的に」がモットーの大家が考案し設置したこの部屋は、住人たちがしばしば集まって会話をしたり趣味をしたり仕事をしたり好きなことが出来るようになっている。
ご近所付き合いが薄く儚くなっていくこのご時世でそんなもの機能するのだろうか?と思いきや、このフリースペースは大いに活用され、おかげで住人たちは大変仲良しだ(なんて都合のいいシステムだ)

今日はここで何かの会合があるらしい。
405号室のアサクラが部屋に入ると、神妙な面持ちのカネシロがひとり座っていた。この集合住宅の大家である。どうしたんだろう? アサクラが首を傾げる前にカネシロはむんずとアサクラを捕まえやや強引に中央のテーブル(5人くらいがかけられるテーブルだ)につかせる。なんだなんだと思っているとカネシロがアサクラにひそひそと耳打ち。どうやら302号室のナカモトさんと204号室のホンダさんが不倫をしているらしい。
えーっ!とアサクラ。この平和的な集合住宅に不倫という二文字はとても似つかわしくないワードだった。
二人の会話は大いに盛り上がった。

ドアが開く音。
また誰か来たようだ。

 

鐸木のすり(脚本・演出(京央惨事主宰))

とにかく誰かに笑ってもらうために作ろうと思います。爆笑、というか、くすくすくらいの。なんか可笑しかったな、面白かったな、と思い出しながら帰ってもらえたら最高です。

「テースターズ」というお話は、舞台を「集合住宅」の「談話室」とし、そこに集まった住人たちの会話を描きます。談話室というワンシチュエーションで、住人たちの会話のみで構成していきます。そこから彼らの関係性が浮き彫りになっていきます。

「好きなものを手放す」に関して書いています。好きだけど、手放さないといけないこと。捨てるべきなのは分かっているけど、愛着があって手放せないもの。捨てる人が得意な人もいれば、ずっとずっと手を離せない人がいます。捨ててはいけないものをあっさり捨てるという選択をしようとする人もいます。そういうものとの葛藤、その手を離せない思いの”かわいらしさ”が見え、かつ”くすくす”に繋げられたらと思っています。
あなたの娯楽の一部になれたら幸せです。

 
本作は3月22日(金)から東京・新宿眼科画廊・スペース地下で上演される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

公演情報

京央惨事「テースターズ」

【作・演出】鐸木のすり
【出演】伊藤えりこ(Aripe)、加藤ひろ海(Spaceらぼ。)、後藤なつこ(Spaceらぼ。)、延原奨磨、花岡南帆子(京央惨事)

2019年3月22日(金)~3月25日(月)/東京・新宿眼科画廊・スペース地下

公式サイト
テースターズ

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