2018.12.10  47

芸人たちが生み出す新たな 怪盗と探偵の戦い! 舞台「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ」12月13日から神保町花月で上演



「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ~青いダイヤモンド~」
「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ~青いダイヤモンド~」
 

神保町花月の舞台「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ~青いダイヤモンド~」が12月13日から神保町花月で上演される。

 
神保町花月は《芸人x芝居》をメインに、芸人だからこその芝居、そしてお笑いを届け続けている劇場だ。お笑い芸人だからこそできる、笑いが随所に織り込まれた芝居が見られると好評を博している。

 
今回上演されるのは、あの大怪盗アルセーヌ・ルパンと、あの名探偵シャーロック・ホームズの対決を描いた作品。
ルパンを演じるのはテゴネハンバーグの松村惇史、そして相対するホームズを演じるのはチーモンチョーチュウの菊地浩輔だ。

怪盗と探偵の闘いという永遠のテーマをどのように作り上げてくれるのか?
エントレでは主演の2人にインタビュー取材して本作の魅力について聞いた。

 

演じる役について教えてください。

菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)
シャーロック・ホームズ役 菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)

菊地「僕の演じるシャーロック・ホームズは、頭脳明晰なヘンな人という感じです。参考までにシャーロック・ホームズ作品をいくつか見たんですが、頭が良すぎるとヘンになっちゃうんですかね。合理的に考えすぎるあまり細かいことを無視するとか、普通の人だったら引っかかるモラル的な問題もやっちゃうとか。『ダメだよ、そんなことしたら!』っていうことを涼しい顔してやっちゃうんです。
僕は普段ツッコミをやってるので真逆なんです。なので、普段のツッコミの自分を外に置いて、客観視しながらやっています。」

 
松村惇史(テゴネハンバーグ)
アルセーヌ・ルパン役 松村惇史(テゴネハンバーグ)

松村「僕はアルセーヌ・ルパン役を演じます。ルパンというと『お調子者』のイメージだったのですが、台本読み始めたら『違う・・・』となって。みなさんが知っている『ルパン三世』のイメージとは全然違うスマートな人物なんです。」

菊地「怪盗紳士だからね。」

松村「そう。ルパンが悪者といえば悪者で、ホームズは正義の味方なんだけど、深いところではルパンがまともでホームズがヘンなところもあって、そういうところも楽しんで頂きたいですね。あと、言い回しがおしゃれでスマートなのも特徴です。」

 

どんな役作りをされてますか?

菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)、松村惇史(テゴネハンバーグ)
松村惇史(テゴネハンバーグ)、菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)

松村「行く喫茶店をルノアールに変えたりとか。」

菊地「それ!すごいわかるわ。俺もちょっと背筋伸ばして歩いてるもん。」

松村「無意識なんですけどね。あ、と気づいたらルノアールに入ってる。」

菊地「役作りってこういうことか!」

 

今回はどんなストーリーですか?

菊地「アルセーヌ・ルパンが盗んだ《青いダイヤモンド》を取り返すのが軸でありながら、他にもいろんな展開があるという感じなんですが、やっていて楽しいですね。自分が賢くなったような気分になれるので! 全部まるっとお見通しだ! みたいに。シーソーゲームになって行くのも見どころです。」

 
「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ~青いダイヤモンド~」稽古場より
「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ~青いダイヤモンド~」稽古場より

 

ルパンもホームズも超有名人です。プレッシャーはありませんでしたか?

菊地「SNSで告知した時から、ホームズファンの方々が注目して下さっているようでした。よしもとがホームズをどんな感じにしてくれるのか期待して頂いているようなんです。超緊張する。」

松村「いろんな作品を見てはるでしょうしね。『ホームズはそんなことしないよ』とか言われたりしてね。」

菊地「逆に『こんなホームズは見たことない!』と思って楽しんでもらえたら嬉しいなと思いますね。」

「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ~青いダイヤモンド~」稽古場より
「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ~青いダイヤモンド~」稽古場より 写真左は弓場雄二郎(テゴネハンバーグ)

 

笑いやアクションなどはありますか?

菊地「シリアスな展開になってくると、笑いが入れづらいんですよ!」

松村「確かに!」

菊地「やたらめったらボケちゃうと、何しゃべってるのかわからなくなっちゃったり、本当はヒントだけどボケなのかなと思われるかもしれないし。」

松村「逆に今のボケが後で効いてくるんちゃうか?とかね。」

菊地「そうそう。だから小ボケはあるんですけど、ガツガツとは入れられないですね。推理、大事だし。」

松村「お話的にはすごくわかりやすい話なんです。登場人物もすごくキャラが立つように演出の足立さんが作って下さっているので、何も考えなくても楽しく観られると思います。」

菊地「もしこれで伝わらなかったら、ひとえに我々の演技力のせいです!」

菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)、松村惇史(テゴネハンバーグ)
松村惇史(テゴネハンバーグ)、菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)

 

怪盗と探偵。役を入れ替えたいと思うことはありませんか?

菊地「僕はルパンの方に憧れはありますね。めっちゃかっこいいし、色男だしモテてるし。ホームズはモテないし、好きになった人も世界を股にかける女泥棒だったりして不器用な印象があるんですけど、ルパンはひとえにスタイリッシュなので。何度かお芝居やらせてもらってますけど、モテる役とか回ってこないんですよね・・・。女の子と抱き合う役とかやってみたいのに。」

松村「ということで、僕は絶対変わりたくないです!」

菊地「だよねー。」

 

ちなみにホームズには欠かせない相棒、ワトソン君も出てきますか?

「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ~青いダイヤモンド~」稽古場より
「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ~青いダイヤモンド~」稽古場より 後列左がワトソンを演じる森木俊介(ラフ・コントロール)

菊地「出てきますけど、ワトソン君が一番《ワトソン君じゃない》!!」

松村「あんなんじゃないですよね!」

菊地「まあ、ホームズの良きパートナーであり、強くて危機を救ってくれるキャラクターなんですけど、今回、ホームズを演じるのがラフ・コントロールの森木さんで、よしもとの中でもきってのアホなんで!そんな人がワトソンを演じきれるとは到底思えないです!そのギャップで笑っちゃえるかもしれないですね。」

松村「森木さんの中でのワトソン君はすでに出来上がってますよね。」

菊地「でも、せりふが入ってこないって言ってたよ。『こんな漢字見たことねぇよ!』って。」

松村「難しい言葉ちょいちょい入ってきたりしますもんね。」

 

どんなお芝居にしていきたいですか?

菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)、松村惇史(テゴネハンバーグ)
松村惇史(テゴネハンバーグ)、菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)

 
菊地「このスタイリッシュさを感じて頂きつつ、やっぱり芸人がやる以上は笑いもありながら、最後は面白かったなと思っていただけるものにしたいです。なおかつ、ホームズファンにもせめて『まあ、いいでしょう!』と言ってもらえるような作品にしたいですね。」

松村「謎が深まったり、展開が加速していくと演じている我々も興奮してくるんですけど、その興奮とお客さんの興奮が混ざり合うような舞台にしたいです。話も複雑ではないので、お客さんと一緒に盛り上げていきたいなと思います。」


 
芸人さんが演じるからこその「ルパンVSホームズ」。加速して行く謎と推理、そして随所に散りばめられるであろう笑いに期待したい。
詳細は公式サイトで。

 
(撮影・文:森脇孝/エントレ)

 

 

 

公演情報

神保町花月 舞台「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ~青いダイヤモンド~」

原作:モーリス・ルブラン
脚色:福田晶平
演出:足立拓也(マシンガンデニーロ)

【出演】
菊地浩輔(チーモンチョーチュウ)、テゴネハンバーグ、ラフ・コントロール、中澤本鮪(かたつむり)、綾野アリス、ロードスター、坂元亮哉(ブギウギ)、あや子、まみ(雪どけホッピング)

2018年12月13日(木)~12月16日(日)※12月15日(土)休演
東京・神保町花月

公式サイト
神保町花月 舞台「アルセーヌ・ルパン対シャーロック・ホームズ~青いダイヤモンド~」

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