2018.11.2  15

【稽古場ブログ】くちびるの会が短編3本を上演する『くちびるの展会』稽古場レポート(1)



くちびるの会『くちびるの展会』
くちびるの会『くちびるの展会』
 

【稽古場ブログ】くちびるの会『くちびるの展会』稽古場レポート(1)

 
くちびるの会の稽古場より、『くちびるの展会』の稽古場ポートをお届けします。
くちびるの会の代表・脚本・山本タカです。

今回の『くちびるの展会』は、私が書いた短編3作品を上演する公演です。
せっかく新宿眼科画廊でやるのだし、「画廊」らしく展覧会のような公演にしよう!というのが今公演のコンセプトです。

くちびるの会は、2014年に旗揚げした、山本タカの演劇プロデュースユニットです。
旗揚げ3年目となる2016年、吉祥寺シアターにて第4弾公演『ケムリ少年、挿絵の怪人を上演』しました。

くちびるの会 第4弾『ケムリ少年、挿し絵の怪人』(撮影:一澤洋平)
くちびるの会 第4弾『ケムリ少年、挿し絵の怪人』(撮影:一澤洋平)

2017年、第8回せんがわ劇場演劇コンクールに参加しオーディエンス賞を受賞。
2018年5月にその受賞公演となる第5弾公演『逃げぬれて、夜』をせんがわ劇場にて上演。

くちびるの会 第5弾『逃げぬれて、夜』(撮影:林亮太)
くちびるの会 第5弾『逃げぬれて、夜』(撮影:林亮太)

そして結成5年目となる今、くちびるの会の今までをごらんいただける公演を行うことにいたしました。
その名も、『くちびるの展会』。

 
くちびるの会は、本公演とともに、様々な演劇コンクールやイベントに出演し、短編作品を上演してまいりました。
今回は、”今まで”のくちびるの会作品を上演し、軌跡を知っていただくと共に、新作の中編を上演。
くちびるの会の”これから”にもご期待いただける公演となっております。
会場には過去公演のチラシ、台本なども展示する予定です。

そしてアフタートークには、脚本家・演出家の福原充則氏や演劇ジャーナリストの徳永京子氏らもご登壇いただき、非常に盛りだくさんな展会となっております。

 
今公演では、『ごうわん』『ネクラホマ・ミクサー』『猛獣のくちづけ』の三作を上演します。
『ごうわん』は、2016年に執筆した山本秘蔵の未発表戯曲です。
片田舎の寂れたショッピングセンターのフードコートで、時間を潰す男二人の会話劇。

薄平広樹/加藤ひろたか(柿喰う客)
薄平広樹/加藤ひろたか(柿喰う客)

『ネクラホマ・ミクサー』は、2017年の演劇イベントaccess STAGE vol.3にて上演した作品です。
25分という短編ながら、男三人の15年間の関係の変化を描いた作品です。

木村圭介(劇団献身)/大石憲/佐藤修作
木村圭介(劇団献身)/大石憲/佐藤修作

そして新作『猛獣のくちづけ』は、先日まで「せんだい卸町アートマルシェ2018」で上演していた作品です。片田舎の物流倉庫で起こった奇妙な出来事を発端に、不条理の中でも生きる人間の姿を描いた作品です。
仙台でもご好評をいただき、満を持しての東京凱旋でございます。

木村圭介(劇団献身)/加藤ひろたか(柿喰う客)
木村圭介(劇団献身)/加藤ひろたか(柿喰う客)

『猛獣のくちづけ』稽古風景より
『猛獣のくちづけ』稽古風景より

『猛獣のくちづけ』を仙台で上演して、2週間。
『ごうわん』『ネクラホマ・ミクサー』の通し稽古もひと通り終えました。
今回、くちびるの会初の短編集公演ですが、毎日発見の連続です。
各俳優に2作品に出演してもらうので、さぞかし俳優の頭の中もてんやわんやかと思います。
稽古場では「もう一方の作品のあの感覚が使えるかも」とか「あっちでは、割と自分に近い状態で演じているから、こっちの作品では自分から離して演じたい」などの話も出ます。
あえて5人に絞って短編集公演にしたことが、面白い科学反応を生んでいるような気がします。

俳優たちからもコメントをもらいました!

 

薄平広樹
「今回のくちびるの会は、世にも奇妙な物語でありつつ、より『人間』を描く対話劇でありエンターテイメントです。いっそう身近に感じられる作品たちだと思います!」

大石 憲
「どうにも畑違いな俳優が集まったなと思います。それが良く生きてる作品集になった。どっかにいる人達の日常を必死に生きてみようと思います。」

加藤ひろたか
「久しぶりの会話劇。毎日起こる本当に小さな変化が俳優として楽しいです。この作品たちが皆様の救いや、明日からの糧になりますように。」

木村圭介
「今回の劇場公演は、舞台と客席の距離が近いです!間近にいるお客様の前で演じることは、怖くもあり、楽しみでもあります。各俳優2作品、それぞれ全く違う2役を演じておりますので、そちらもお楽しみにして頂けたら幸いです。」

佐藤修作
「どの作品のどの登場人物もいそうでいない、いなさそうでいるそんな癖のある人物達です。丁寧に一つ一つ息を吹き込んでいきます。」

 

本番まで演劇を詰め込んでいこうと思います。
どうぞ、ご期待下さいませ!

 

(文:山本タカ)

 

 

 

公演情報

くちびるの会『くちびるの展会』

【作・演出】 山本タカ
【出演】薄平広樹 大石憲 加藤ひろたか 木村圭介 佐藤修作

2018年11月9日(金)~13日(火)/東京・新宿眼科画廊スペース地下

公式サイト
くちびるの会『くちびるの展会』

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こりっち カンフェティ

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