関口純の解説付!楽劇座の代表作「ルーシー・フラワーズ~悪夢という名の愛人 編~」新キャストで11月17日から新宿ローズセラヴィで再演

(C)楽劇座
楽劇座の代表作「ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた ~悪夢という名の愛人(ラ・マン) 清らかに…美しく…そして残酷に… 編~」が11月17日(土)から東京・ローズセラヴィで上演される。
ドイツ語学者で演劇界にも大きな功績を残した関口存男の没後60周年を記念して楽劇座(がくげきざ)で連続上演中の「関口純の演劇論」シリーズ。本編に併せて同時上演される、作・演出の関口純による解説トークや関口存男未発表作品の朗読劇も好評を博している。
当初は3ヶ月間の上演予定だったが、多くの反響を受け11月も延長が決定。代表作の「ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた」より<~悪夢という名の愛人(ラ・マン) 清らかに…美しく…そして残酷に… 編~>を新キャストで2年振りに再演する。
悪夢に登場するセクシーな愛人役は男性キャストが演じ、その相手役となるおじ様役は女性キャストが演じるため、実際の俳優と演じる役柄の性別が逆転する楽劇座流の社会派メルヘンになる。
さらに関口存男の「詩集」が同時上演されるが、今回はつい先日発見されたばかりのの未発表作品を上演する。
終演後には作・演出の関口純による解説トークショーも行われるので、楽劇座の舞台が初めての方でも作品を理解しやすい仕掛けになっている。
そこは世界の中心にして世界の果て・・・緩(ゆる)やかな小さな村?の、これまた小さなお家に住む、おかしな髪型をした2人の女の子。「前髪切り過ぎた訳じゃないの、サイドが伸びただけ」と言い張る2人は、今日もお気に入りのソファの上で地図を片手に世界を旅する。
2人のもとには今日も世界を揺るがす?重大な問題が持ち込まれる。
今回のクライアントベイベーは、父親の不倫問題に悩む八の字眉幸子!?憔悴しきった八の字眉幸子の夢の中に閉じ込められてしまった2人は、予想を遥かに超える光景に絶句する。そこには、八の字眉幸子の生気を吸い取り続ける愛人がいて…。
でもちょっと待って!朝食のタルティーヌをまだ食べてないから。果たして2人は世界を救う事が出来るのか?!
一話完結型なので、初めてご覧になる方もお楽しみ頂けます。
この「ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた」シリーズは、楽劇座の代表作です。歌有り、踊り有りの可愛い作品…かと思いきや、実は哲学的な内容や世の中への皮肉がたっぷり込められていて、まさに<大人のための寓話>と呼ぶに相応しい物語。
劇場全体がルーシー・フラワーズのお家のようになっているので、お客様には「観劇に行く」というよりも「ルーシーのお家に遊びに行く」という気持ちで気軽に来て頂けたら嬉しいですね。ジャンルを超えた歌の数々、役者的には毎回苦しむ超長台詞にびっくりされる方も多いです!
楽劇座の公演は、ただ観るだけでなく、一緒にその場にいて体験して頂くような感覚を大切にしています。前回の公演で、楽劇座の舞台は観た後に「観劇した」というよりも「変な夢みた次の朝」みたいな感覚になる、というお言葉を頂いたのですが、まさにその通り!ちょっとおかしな夢の中に、楽しく迷い込んでみて下さい。
『関口純の演劇論』という事で、今回の公演では作・演出・音楽を担当した関口純先生の解説トークも終演後に行いますので、楽劇座が初めての方も見どころや解釈の仕方がより分かりやすいと思います。
また今回は外部の男性キャストさんをゲストに迎えての再演ですので、ルーシーファンの方から初めての方まで、幅広くお楽しみ頂けること間違いなしです。皆様のお越しを、心よりお待ちしております!
(C)楽劇座
なお、11月10日までに楽劇座チケットセンターから前売チケットを購入すると、出演者からの直筆メッセージ入り葉書(事前郵送)と関口存男イラスト缶バッジがプレゼントされるとのこと。
本作は11月17日(土)から東京・ローズセラヴィで上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
楽劇座「ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた ~悪夢という名の愛人(ラ・マン) 清らかに…美しく…そして残酷に… 編~」
【作・演出・音楽】関口純
【出演】五條なつき、齋藤蓉子、大西佐依(準座員)、大向しんじ(外部出演)
2018年11月17日(土)~11月21日(水)/東京・ローズセラヴィ
公式サイト
ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた ~悪夢という名の愛人(ラ・マン) 清らかに…美しく…そして残酷に… 編~
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