2018.10.17  33

【動画2分】喜劇の劇団テアトル・エコーがニール・サイモンを偲び追悼公演「おかしな二人」12月1日より恵比寿・エコー劇場で上演



舞台「おかしな二人」(2014年) 撮影:石川純
舞台「おかしな二人」(2014年)安原義人、根本泰彦 撮影:石川純
 

喜劇の劇団テアトル・エコーの第156回公演「おかしな二人(作:ニール・サイモン)」が12月1日(土)から東京・恵比寿・エコー劇場で上演される。

 
ニール・サイモンは1927年、ニューヨーク生まれ。1961年「カム・ブロー・ユア・ホーン」でブロードウェイにデビューし脚光を浴び、「裸足で散歩」「サンシャイン・ボーイズ」「BB三部作」などを次々と上演。絶大な人気を博し “ブロードウェイの喜劇王”として不動の地位を築いた。トニー賞、ピュリッツアー賞、マーク・トウェイン賞など受賞多数。
自分の悉知する知人を題材にすることが多く、また自分探しの行為として劇作に向き合った為、自伝的作品が多い。とても限られた人間関係の葛藤を描き、膨大な数の粋な台詞を武器に感情の格闘技を真剣に戦うやりとりは、喜劇でありながら人生の深部に迫り、多くの共感を生んで今なお多くのファンに親しまれている。

これまで幾度となくニール・サイモン作品を上演してきた喜劇の劇団テアトル・エコーでは、2018年8月26日に91歳で逝去したニール・サイモンを偲び、2014年にも上演した「おかしな二人」を追悼公演としてさらにブラッシュアップして上演する。
演出は、多くのサイモン作品や自伝を翻訳し、サイモンとの親交があった酒井洋子が手掛ける。

 
お互いに結婚に破れ共同生活を始めるも、各々の性格の違いの為に言い争いが絶えない二人の言葉のやりとりは、笑いを誘いながら多くの共感を生み、今尚多くのファンに親しまれている。まさに喜劇王サイモンを代表する作品だ。

 

Youtubeで観る
※動画は2014年初演版
 

STORY

スポーツ記者のオスカーは離婚して気ままな新生活を満喫中。ズボラで部屋は散らかり放題だが全く気にならず今夜も友人たちとのポーカーで盛り上がる。そこに仲間の一人、フィリックスが妻に別れを告げられ憔悴して転がりこんできた。だらしがなくて妻に去られたオスカーと几帳面すぎて妻に離婚を言い渡されたフィリックス。性格は反対でも同じ境遇のもの同士、一緒に暮らせばこんなに楽しい?!かくしてオスカーはフィリックスを誘い一緒に暮らし始めたのだが、二人の新生活は波乱が絶えず、、、。

 

酒井洋子(翻訳・演出)

ピューリツァー賞に輝いたという栄誉からすれば、ニール・サイモンの最高傑作は舞台作品の『ヨンカーズ物語』だろう。でも、だれも彼をピューリツァー作家という肩書で呼びはしない。なんたって彼の本当の最高傑作は『おかしな二人』なのだから。

というのも、サイモンの作家としての基本はいつだって言葉の格闘技を真剣に戦い、やがて新たな地に立って和解する二人なのである。「おかしな二人」はサイモン演劇のプロトタイプと言えよう。『裸足で散歩』『グッバイガール』『サンシャイン・ボーイズ』など、ほかの作品はすべてこの延長線上にあると言っても過言ではない。人生は相手がいなければさみしい。でも、いたらいたで、必ずエゴがぶつかり合う。この厄介な人間関係の原型をこれほど鮮やかにイキイキと共感を呼ぶ笑いに昇華させた芝居は他にない。単純極まりない筋立てだからこそ、廃れることのない本物の古典である。機知に富んだおかしみ満載で、心理の機微をついた台詞の応酬は、喜劇でありながら人間と人生の深部に迫っている。

彼の作品と共に20世紀を歩めたことに感謝し、この作品を皆様にお届けしたい。

 
本作は12月1日(土)から東京・恵比寿・エコー劇場で上演される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

 

公演情報

テアトル・エコー「第156回公演「おかしな二人」」

【作】ニール・サイモン
【翻訳・演出】酒井洋子

【出演】安原義人、根本泰彦、落合弘治、上間幸徳、後藤敦、松原政義、RICO、薬師寺種子

2018年12月1日(土)~12月12日(水)/東京・恵比寿・エコー劇場

公式サイト
第156回公演「おかしな二人」

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