2018.10.15  18

内博貴 主演 不治の病を得た男と家族との葛藤を描く 舞台「まさに世界の終わり」DDD青山クロスシアターで開幕/11月6日まで



舞台「まさに世界の終わり」内 博貴 大空ゆうひ 那須佐代子
舞台「まさに世界の終わり」内 博貴 大空ゆうひ 那須佐代子
 

内博貴、大空ゆうひ、那須佐代子らが出演する舞台「まさに世界の終わり」が10月13日(土)にDDD青山クロスシアターで開幕した。

 
「まさに世界の終わり」は、1995年に38歳の若さで亡くなったフランスの劇作家・ジャン=リュック・ラガルスが執筆した戯曲で、2016年にはグザヴィエ・ドラン監督が映画。カンヌ国際映画祭グランプリを受賞し、日本でも公開され話題となった作品だ。

物語の主人公は32歳のルイ(内博貴)。不治の病を得て長らく帰郷していなかった実家を訪問。家族に帰郷の目的を話せずにいる中、家族が言い争いをしたり、互いを気遣ったりする情景が会話劇として描かれる、家族の愛と葛藤の物語だ。

 
兵庫にて開幕し、名古屋・藤沢で上演してきた本作の東京公演が10月13日から始まった。
囲み取材での内博貴、大空ゆうひ、那須佐代子のコメントはこちら。

 

内博貴
「まさに世界の終わり」は、とても芸術的で文学的な作品で、このようなタッチの作品は初めてです。全てを理解するまでが、今まで出させていただいた作品の中で、一番難解でした。セリフ量がとても多く、長セリフで10ページぐらいある部分もあります。会話劇ではありますが、全員に長セリフがあるので、一人が話しはじめたら、ぶわーっと話し続けるので、なにかあったときにフォローができない、個人戦のようです(笑)。
東京公演は、公演期間も長くて、1日に2公演を行うのも初めてなんです。神経を研ぎ澄ます繊細なお芝居なので気を引き締めて頑張ります。ぜひ皆さま劇場にいらしてください!

 
大空ゆうひ
内さんは、キャッチ力が凄いんです。ダメ出しが入っても、すぐに自分の中に取り込んで演じられていてすごいなと思いました。初共演ですが、この家族には、こんな素敵な(義理の)弟がいるんだと、自然に感じることができました。

 
那須佐代子
ルイが実家に帰ってきて、18年ぶりに会うという設定なんですが、いやぁ…、こんなきれいな息子になって。本当にきれいですよね。兄は乱暴もので、弟はとても繊細。稽古中も、演出の石丸さんから「かっこよすぎる!」というダメ出しも出るくらいでした(笑)。

 

STORY

不治の病を得た主人公は死を前に長らく帰郷しなかった実家を訪ねる。
浮足立つ母と妹、苛立つ兄、初対面である兄の妻。
主人公は帰郷の目的をなかなか話せない。
家族とは何なのか、近くて遠い家族の苦い葛藤・・・。

「まさに世界の終わり」は、1995年に38歳の若さで亡くなったフランスの劇作家・ジャン=リュック・ラガルスが、1990年にベルリンで執筆した戯曲です。ジャン=リュック・ラガルスは、18歳よりブザンソン国立演劇学校(コンセルヴァトワール)で演劇を学び、逝去するまでの20年に満たない期間で25本の戯曲を執筆。没後に大いに注目され、フランスの現代劇作家の中で作品が多数上演、評価されています。

2016年には同戯曲をもとに、グザヴィエ・ドラン監督が「たかが世界の終わり」というタイトルで映画化し、第69回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞、アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表作品に選ばれました。日本でも2017年に公開され話題作となった映画です。

物語の主人公は、34歳のルイ。長く帰郷していなかったが、不治の病を得て実家に戻ってきます。家族に病を打ち明けられずにいる中、家族が言い争いをしたり、互いを気遣ったりする情景が会話劇として描かれ、家族の愛や葛藤を確固たるメッセージとして提示するのではなく、家族との噛み合わない会話や遠回しな表現から、沈黙をも印象的に魅せ、その描写の一つ一つから《家族》とは何なのか、観客の心に語り掛けます。

 
本作は11月6日(火)までDDD青山クロスシアターで上演される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

 

 

公演情報

舞台「まさに世界の終わり」

【原作】ジャン=リュック・ラガルス
【翻訳】齋藤公一
【上演台本・演出】石丸さち子

【出演】
内 博貴 大空ゆうひ 島ゆいか 鍛治直人 那須佐代子

2018年10月13日(土)~11月6日(火)/東京・DDD青山クロスシアター

公式サイト
舞台「まさに世界の終わり」

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