2018.9.5  11

京都の劇団・努力クラブ2年ぶり本公演は地味な青春の話/「少年少女」11月2日から京都・人間座スタジオで上演


劇団BDPアカデミー公演 ミュージカル「彼女たち」

努力クラブ「船の行方知らず」舞台写真
過去公演「船の行方知らず」舞台写真
 

努力クラブによる舞台「少年少女」が11月2日から京都・人間座スタジオで上演される。

 
劇団努力クラブは京都で活動する劇団。作・演出の合田団地は、2017年に上演した公演『フォーエバーヤング』が劇作家協会関西支部の行う企画「月いちリーディング」次回第11回に採択されるなど、京都若手劇作家の中で注目の一人だ。

今回は、2016年の第11回本公演『ピエロどうもありがとうピエロ』以来2年ぶりの本公演「少年少女」を京都・人間座スタジオで上演する。これまでの公演に比べてぐっと出演者の数を絞り、二人芝居による濃密な会話劇を作り上げる。

 

STORY

深夜、家族に気付かれないように家を出る。歩いて、近くの川原へ。保険をかけて厚着をしてきてよかった。想像していたよりも気温が低い。
なかなか眠れないときや、家にいたくないときはよく川原まで来る。中学生の頃からそうしてきた。高校生になって頻度は減ったけど、今でも時々は行く。
川原に腰掛けて、ずっと川を眺めている。音を聞いている。そうしていると気持ちが落ち着いてくる。呼吸がしやすくなる。やっぱり少し寒いかもしれない。歩いた分体が暖まっていたけど、すっかり冷えてしまった。もう少し厚着をしてこればよかった。冷たい風が顔にあたって、自分の輪郭がはっきりしてくる気がする。これくらいの寒さなら我慢できなくはない。
いや、寒さを我慢する必要もないのだけど。帰ったっていいのだけど。なんとなくその場にずっといて、なんとなくいろんなことを考える。主に人には言えないような後ろ向きなこと。
さみしくなってきた。
あいつならこの時間でも起きてるかもしれない、とクラスメイトの男子にラインを送る。起きていたので呼び出す。自転車で来てくれることになった。わざわざ。ご苦労なことです。

高校生の男女が深夜の川原でだらだら話しながら、客観的に自分の青春を捉えようと試みる、という芝居です。

 

合田団地(作・演出)

高校生の男女が、家族にばれないように家を抜け出して深夜の河原で話すっていう芝居をやります。恋愛の話にはならないと思います。恋愛じゃなくて、地味な青春の話になればいいなと思っています。

 
 
(文:エントレ編集部)

 

 

公演情報

努力クラブ「少年少女」

【作・演出】合田団地

【出演】佐々木峻一(努力クラブ)・重実紗果(花柄パンツ)

2018年11月2日~11月4日/京都・人間座スタジオ

公式サイト
少年少女

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