2018.8.20  37

川村毅『フリークス』リーディング上演&スペシャルトーク/8月27日 吉祥寺シアターで開催


劇団BDPアカデミー公演 ミュージカル「彼女たち」

『フリークス』初演舞台写真 撮影:加賀美寿子
『フリークス』初演舞台写真 撮影:加賀美寿子
 

『フリークス』リーディング上演&スペシャルトークが8月27日(月)から東京・吉祥寺シアターで上演される。

 
劇作家・川村毅が〈自身の原点を再考する〉と銘打ち、昨年の『エフェメラル・エレメンツ』に続き書き下ろす最新作『レディ・オルガの人生』が9月29日(土)~10月8日(月・祝)に吉祥寺シアターで上演される。
この新作に先駆けて、8月27日(月)には同じく吉祥寺シアターで、本作の”原点”であり同一の主題を扱っている、1987年にパルコ+第三エロチカで初演された『フリークス』のリーディング上演が行われる。

また、『フリークス』の上演後には、「スペシャルトーク」として、川村とゲストの渡辺弘(彩の国さいたま芸術劇場 業務執行理事兼事業部長)によるトークセッションが行われる。

 

STORY

『フリークス』
文化芸術の普及を推進するハイブリッド百貨店グループが主催する東京コレクション。
ミラノから招聘した新進気鋭のデザイナー、アントニオ・サレルノ・パゾリーニによるショウは、
フリークスによるフリークスのためのファッションショーだった…。

『レディ・オルガの人生』
現在に生きる、ある女。普通に学校を卒業し、会社に勤め、ローンでマンションも買った。結婚はしなかったけれど、特に不自由も感じていない。かといって特にキャリア志向もなく、普通に暮らせればと願っている。誰かと繋がっていたくもないけれど、独りでいたいわけでもない。多少の無理をしても人との付き合いは大事にしなければと思っている。
ずっと、多数の中で目立たずに、静かに生きていようと思ってきた。
時々沸き起こる漠然とした不安、思い出したくない思い出。
 彼女には隠したいことがあった。でも自分にとってそれは大切なものだった。だってそれは本当は私の個性だから。
 …彼女には美しい立派な髭があったのだ。

 

川村毅(劇作家・演出家)

新作『レディ・オルガの人生』に向けて
二つの<戯曲を読む>イベントを行います

21世紀の今はまさに資本主義大勝利の光景を目のあたりにしているという気になりますね。つまり均質化と格差です。この勝利の光景に生きづらさを感じる者(私)はそこで新たな社会システムを探ろうとしているわけです。もちろんゴリゴリのコミュニズムに依拠するわけにもいかない。まあ、そうした思いと『フリークス』という戯曲が連動しているのでしょうね。ノスタルジアでやろうとしている気はなく、とにかく若い人に見てもらいたいです。26歳の時に書いた作品で、まあどんなもんだったのか覗きにきてください、30年ぶりにリーディング上演します。フリークスってタイトルの劇をよくぞパルコでやったものだ、どんなもんだったんだろ?と自分でも不思議で楽しみです。

新作『レディ・オルガの人生』は、現在の生きづらさへの私なりの決意表明かも知れません。書きたてほやほやのこの新作戯曲の一部を参加者のみなさんと読んでみるワークショップを行います。戯曲は、俳優が声にして初めて生命を得るものです。ぜひ誕生に立ち会ってください。

演劇活動とは、出来た舞台を観ていただくことだけでなく、交流し創造過程を共有することが重要だと考えています。今回のこのワークショップとリーディング公演の「戯曲を読む」二つの企画は、創造のための重要な一部なのです。演劇の、ライヴという特殊性を、創り手以外の方々と共有しようということです。気楽にご参加ください!!

 
詳細は公式サイトで。
 

 
(文:エントレ編集部)

 

 

公演情報

『フリークス』リーディング上演&スペシャルトーク

【作・演出】川村毅

【出演】谷部央年(俳優座)、蓮見のりこ、西岡未央、小谷真一、堂下勝気、中村崇、河合杏南、清水さと、川崎勇人(劇団東京乾電池)、内田靖子、酒井和哉、中川光男(㈱スーパーエキセントリックシアター)、武田優子、佐藤幾優、大塚由祈子

2018年8月27日(月)/東京・吉祥寺シアター

公式サイト
『フリークス』リーディング上演&スペシャルトーク

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