2018.8.7  52

四十七人、皆殺しにしてもらいます。つかこうへいが描いた忠臣蔵の真相!? 舞台「つか版・忠臣蔵」10月3日から東京・神戸・大分で上演



9PROJECT vol.8「つか版・忠臣蔵」
9PROJECT vol.8「つか版・忠臣蔵」フライヤー
 

9PROJECTによる舞台「9PROJECT vol.8「つか版・忠臣蔵」」が10月3日(水)から東京・d-倉庫で上演される。

 
9PROJECTは、つかが主宰した北区つかこうへい劇団のメンバーによって結成された演劇ユニット。これまでも「ストリッパー物語」「生涯」「出発」など、つかこうへい初期の作品を上演してきており、上演に際しては戯曲に脚色を一切しないことに強いこだわりを持っている。

一方、「つか版・忠臣蔵」は、風間杜夫・松坂慶子主演で1982年の大晦日にテレビ東京で放映されたテレビドラマ。日本人ならだれもが知る物語をつかこうへいがパロディ化し、大きな評判となった。史実や時代考証を一切無視して描かれたその物語は、一見すると単なるコメディのようにも見受けられるが、“どうしようもない事件”を作家が“美談”に仕立てようとするなど、名作「熱海殺人事件」などとの共通点も見受けられ、つかテイストが満載の作品だ。

 
今回、テレビドラマ版のシナリオ・小説版の2つを原作とし、9PROJECTが新たに脚本を書き下ろす。

 
9PROJECT vol.8「つか版・忠臣蔵」メインビジュアル
9PROJECT vol.8「つか版・忠臣蔵」メインビジュアル
 

STORY

松の廊下で刃傷沙汰が起こった。着物の裾を踏んですっ転んだ浅野内匠頭が、泡を食って刀を振り回したらしい。大石内蔵助は読み書きのできない主君のため、代わりに辞世の句を書いてくれる作家を求めて、宝井其角の元を訪ねる。さっさと切腹を済ませてお家再興を待つつもりだったが、其角はこのどうしようもない事件を“一級の美談”に仕立て上げ、芝居に掛けることを思いつく…。

仇討ちよりもローンが心配な大石内蔵助。根っからの善人にも関わらず、必死に敵役を演じる吉良上野介。売れる芝居のためなら、男女を心中“させる”ことも厭わない近松門左衛門。

一向に仇討ちをしない家臣たちに苛立ちながら、其角と役者たちは“忠臣蔵”を作り上げていく。其角が必死になるその訳には、近松に奪われた女・志乃への激しい慕情があった…。

 

酒井政利(メディア・プロデューサー)

つかこうへいの言葉には、胸を突き刺すような切なさを覚える。そして、生きる養分、勇気として語りかける力がある。9PROJECTの舞台を観るたび、同じ力がそこに息づいているのを感じてならない。つかこうへいの舞台を引き継ぐ若者たちがいることを何よりもうれしく思う。

 
渡辺和徳(脚本・演出)
今回の脚本には、シナリオと小説の「面白いっ!」をトコトン詰め込んで、てんこ盛りにしてみました。2時間の舞台の中に、僕がオリジナルで書いたセリフはほとんどありません。怒濤のつかこうへいワールドを思いっきり楽しんでください!

 
2018年はつかこうへいの生誕70年にあたり、これを機会につか作品をもっと多くの人に知ってもらいたいとの思いから、本拠地の東京以外に神戸・大分で上演する。大分は、かつてつかが大分市つかこうへい劇団を主宰し、活動拠点の一つにした都市でもある。

チケットは2018年8月18日より、公式サイト・チケットぴあ・カンフェティにて発売される。
詳細は公式サイトで。

 
(文:エントレ編集部)

 

 

公演情報

9PROJECT「9PROJECT vol.8「つか版・忠臣蔵」」

【原作】つかこうへい
【脚色・演出】渡辺和徳

【出演】岩崎祐也、高野愛、相良長仁、鈴木利典、新澤明日、小川智之、宮迫誠、仲道和樹、大江裕斗

2018年10月3日(水)~10月8日(月)/東京・d-倉庫
2018年10月20日(土)~10月21日(日)/神戸・神戸三宮シアター・エートー
2018年10月24日(水)~10月25日(木)/大分・ホルトホール大分

公式サイト
9PROJECT vol.8「つか版・忠臣蔵」

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公式サイト チケットぴあicon カンフェティ

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