【稽古場ブログ】詩的現代サーカス!ながめくらしつ『うらのうらは、』(その1)
ながめくらしつ「うらのうらは、」
【稽古場ブログ】詩的現代サーカス!ながめくらしつ『うらのうらは、』稽古場レポート(1)
ながめくらしつ『うらのうらは、』の連載稽古場レポートを担当しますmizhenの藤原です。
今回、演出助手&テキストで参加しております!
わたくし、2016年に、初めて「ながめくらしつ」の公演(『心を置いて飛んでゆく』@シアタートラム)を観て、衝撃を受けました。
“サーカス”という言葉から みなさんはどんなものをイメージしますか?
わたしはといえば、ものすごくあぶない綱渡りするとか、なんか虎が火をくぐるとか、長い剣を飲み込むとか……とにかくスーパー人間の芸を見るもの、というものを想像していたわけです。
“現代サーカス”と銘打たれ、実際に観た「ながめくらしつ」の作品は、ポエティックで、繊細、どこか淋しくて、静かに見つめる、日常と対話するような時間でした。“ジャグリング”や“サーカス”という概念を、どんがらがっしゃと崩された瞬間でした。とっても心奪われる作品だったのです。
(シーンの検討をする演出の目黒陽介さんと、入手杏奈さん、谷口界さん)
さて、“ながめくらしつ”は結成10周年!ということで新作に向けて、今まで以上に気合の入ったクリエーションが進んでおります。
ながめくらしつの稽古場は、常になにかしらの道具とともにあります。
ボールと戯れる、安岡あこさんと、吉田亜希さん
休憩中でも、ボールが頭に。ジャグラーのハチロウさん。
ボールがペットのようです。
ジャグラー、ダンサー、エアリアルパフォーマー、様々な畑のアーティストが集っている今回の座組。さあ、このボールを使ってどんな風な演出がされるのでしょうか……。
お楽しみに!!
稽古場レポートはこの後も時々お届けします!
(文:藤原佳奈)
【日本で現代サーカスを創り続けるために/ながめくらしつ結成10周年記念公演『うらのうらは、』支援プロジェクト】
結成 10 周年記念公演/せたがやこどもプロジェクト 2018 ながめくらしつ『うらのうらは、』
演出・振付・出演:目黒陽介 音楽・出演:坂本弘道 美術:鎌田朋子
出演:長谷川愛実 谷口界 ハチロウ 安岡あこ 吉田亜希 入手杏奈 菅原雄大 玉井夕海
【日時】2018年
8月17日(金)19:30
8月18日(土)14:00/18:00
8月19日(日)14:00
8月20日(月)14:00 ★こども特別デイ:キッズジャグラー出演公演
【会場】シアタ―トラム(〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-1-1)
公式サイト
結成10周年記念公演/せたがやこどもプロジェクト2018
ながめくらしつ『うらのうらは、』
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