【動画14分】堤幸彦「誰も観たことのない舞台を」上川隆也、溝端淳平らが出演の舞台『魔界転生』製作発表レポート
舞台「魔界転生」製作発表 フォトセッションより
上川隆也、溝端淳平らが出演する舞台『魔界転生』の製作発表が行われた。
『魔界転生』は、1967年(昭和42年)に『おぼろ忍法帖』として単行本化された、山田風太郎の人気伝奇小説で、壮大なスケール、雄大な歴史ロマン、そして、奇抜かつ摩訶不思議な展開、時空を超えたアクション・エンターテインメントの最高傑作と云われる作品。
本作が、2014年に舞台「真田十勇士」を手掛けたマキノノゾミの脚本、映画監督・堤幸彦の演出のコンビで舞台化される。
主人公・柳生十兵衛役は上川隆也、天草四郎役は溝端淳平、柳生但馬守宗矩役は松平健。
さらに、高岡早紀、藤本隆宏、山口馬木也、浅野ゆう子といったベテラン陣に加え、村井良大、松田凌、玉城裕規、木村達成、猪塚健太らが出演する。
ド派手なアクション、変幻自在なフライング、プロジェクションマッピングを駆使し、実力と個性が冴え渡った華のあるキャストでスペクタクル時代劇の決定版『魔界転生』に挑む。
本作の製作発表会見が行われ、脚本のマキノノゾミ、演出の堤幸彦、出演の上川隆也、溝端淳平、高岡早紀、村井良大、松田凌、玉城裕規、木村達成、猪塚健太、栗山航、丸山敦史、山口馬木也、藤本隆宏、浅野ゆう子、松平健が登壇した。
動画は各人の挨拶部分を抜粋した。【動画14分】
徳川幕府に反発するキリシタン一揆が肥前国(長崎県)南島原の原城に立て籠もり、寛永15年(1638年)4月12日(旧暦2月28日)に幕府軍の総攻撃により、落城し、およそ3万7千人が惨殺されるという悲劇が起きた──。
やがて、「魔界転生」という死者再生の術によって、「島原の乱」の総大将・天草四郎【溝端淳平】がこの世に蘇る。
四郎は怒りと憎しみに燃え、幕府への復讐を決意する。
隻眼の剣豪・柳生十兵衛【上川隆也】は江戸の屋敷で、北条主税【松田凌】、小栗丈馬【栗山航】、戸田五太夫【丸山敦史】ら、配下の「柳生衆」たちと日夜、
剣術の稽古に明け暮れていた。
幕府惣目付の父・柳生宗矩【松平健】は「島原の乱」後の視察を十兵衛に命じ、怪しい動きを見せる軍学者・由井正雪【山口馬木也】を息子・柳生又十郎【木村達成】に探らせる。
長崎に赴いた十兵衛は、「真田十勇士」の生き残り・根津甚八【村井良大】と出会い、捕えられていた四郎の姉・お品【高岡早紀】を救い出す。
一方、「魔界転生」の妖術により、荒木又右衛門【猪塚健太】、田宮坊太郎【玉城裕規】、そして宮本武蔵【藤本隆宏】まで、歴史に名を残す猛者たちが次々と甦る。
武蔵の呼び出しに応じ、宗矩は剣を交えるが、無念の想いから魔性の者に転生する。
四郎は大坂城に眠る淀殿【浅野ゆう子】の霊を呼び覚まし、遂に「魔界衆」としてこの世に姿を現す──。
錚々たる強敵が黄泉の国から転生し、魔物たちに対して、柳生十兵衛を中心とする勇猛果敢な「柳生衆」が立ち向かう。
十兵衛は魑魅魍魎が跋扈する悪魔の恐ろしい企てを阻止すべく、「魔界衆」と激突を繰り返す。
悪鬼として甦った父・宗矩と十兵衛との闘いの結末は?
四郎の本当の狙いは何なのか?
果たして、十兵衛は魔界衆を討ち滅ぼせるのか…?
福岡・東京公演のチケットの一般発売は7月7日(土)から。
大阪公演は7月29日(日)から発売される。
詳細は公式サイトで。
(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
日本テレビ開局65年記念舞台『魔界転生』
【原作】山田風太郎(角川文庫刊)
【演出】堤 幸彦 【脚本】マキノノゾミ
【出演】
上川隆也、溝端淳平、高岡早紀、村井良大、松田凌、玉城裕規、木村達成、猪塚健太、栗山航、丸山敦史、山口馬木也、藤本隆宏、浅野ゆう子、松平健
【福岡公演】2018年 10月6日(土)~28日(日) 博多座
【東京公演】2018年 11月3日(土・祝)~27日(火) 明治座
【大阪公演】2018年 12月9日(日)~14日(金) 梅田芸術劇場メインホール
公式サイト
日本テレビ開局65年記念舞台『魔界転生』
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