2018.5.28  7

有事の際、人は人のために何が出来るのか。演劇×防災に挑む うんなま『ひなんくんれん』6月9日からアイホールにて上演



うんなま「ひなんくんれん」
『ひなんくんれん』チラシ
 

繁澤邦明率いる劇団「うんなま」の防災をテーマにした作品「ひなんくんれん」が6月9日からAI HALLで上演される。

 
「うんなま(劇団うんこなまず改め)」は、大阪近辺を拠点として活動する劇団。独特ながらもどこか共感する戯曲と、徹底して丁寧に発話・対話する俳優の演技で、前衛的かつ親しみのある作品を作っている。
第10回公演『ANCHOR』では、ウイングカップ7 最優秀賞受賞。その後、大阪東京の二都市公演を行った。

 
今回の作品『ひなんくんれん』はアイホールの次世代応援企画・break a legに選出。初のAI HALLでの上演となる。
「防災」をテーマに、演劇的な面白さだけでなく実利的で「観て学べる」「誰かのためになる演劇」を創る。作・演出は繁澤邦明が手掛ける。

 

STORY

天災にしろ人災にしろ、有事は”いつか起きる”らしい。
では、いったい私たちはその時、どうすればいいのか―――。
「地震」「テロ」「ミサイル」の三章を軸に、ひとりの女が誰かのために、
「備えあれば憂いなし」としてインターネットに転がっている情報をかき集め、唱え続ける。
ひとは、他のひとのために、いったい何が、できるのか―――。
イマドキの自己愛や教育欲が入り混じりつつも、うんなまを観ることが防災になっちゃう…そんな新作。

 

岩崎正裕(アイホールディレクター)

新しい舞台芸術の担い手を支援するためにスタートした「break a leg」。
関西の状況を刺激するための公募型企画であるが、このところ東京や愛知からのエントリーが多かった。関西で公演したいという希望を持つ団体が他地域にあることはありがたい。それが関西を拠点するアーティストにとっての切磋琢磨にもつながる。
さて、本年度は関西にルーツを持つ2団体が並ぶ。「うんなま」は対話の運びの確かさと、構成のしたたかさに、「少女都市」は作者が体験したであろう出来事を、虚構に仕立てる手腕に、それぞれ感心して推した。他地域からのエントリーにも優れたものが多数あったが、今年度はこの2団体に期待を寄せたい。
年年歳歳、新しい表現は目白押しである。観客と共に享受する側も、しなやかさを失わず支援したい。

 
また、うんなまの公式Twitterでは、同じく今年break a legに選出された少女都市との「交換ビデオレター」や、「防災クイズ」などが展開されていくとのこと。
詳細は公式サイトで。

  
(文:エントレ編集部)

 

 

公演情報

うんなまver.12
『ひなんくんれん』

【作・演出】繁澤邦明
【出演】雀野ちゅん、秋桜天丸、和栗一、繁澤邦明

2018年6月9日(土)~10日(日)/兵庫・AI HALL

公式サイト
『ひなんくんれん』

プレイガイドで検索
CoRich

 シェアする

 ツイート

 シェアする


 ≫広告掲載のご案内
こちらの記事も合わせてどうぞ!

最近の記事


 ≫もっと見る
 

編集部ピックアップ!

エントレがおすすめする他の舞台



Copyright 2018 Village Inc.