映像制作コラム 005 コメント動画のフレーミング
映像制作コラム005 コメント動画のフレーミング
映像制作コラムその5 コメント動画のフレーミング
こんにちは。エントレを運営しているヴィレッヂの森脇です。
エントレをやっていると、一人の俳優さんのコメント動画を撮るという場合があります。
このコメント動画というものは、最近ではとても一般的になってきて小劇場の劇団や、学生さんの劇団でもコメント動画を撮られている場合が多いのですが、「フレーミングがもったいない・・・」と感じる場合が時々あるので、僕が思っている理想のフレーミングについて書いてみます。
映像のフレーム、つまり枠にどういう具合に人物が収まっているかということを「フレーミング」という言い方をしています。
結論から言うと、僕はこのくらいが気持ちいいフレーミングだと思います。
こちらは、カメラ目線・ウエストショットくらいの場合です。
画面のど真ん中よりも、顔の位置が少し上という感じです。
それに対して、こちら。
こちらは、画面のど真ん中に、顔のど真ん中(鼻のあたり)が来ているものですが、これはNGだと、僕は思います。画面の上が空きすぎていて気持ち悪く感じるからです。
今度は取材対象者がカメラ目線ではなく、カメラの左側にいるディレクターの方を向いている場合です。
顔の高さはカメラ目線の時と同じくらいですが、ほんの少し画面の中心よりも右側にしています。「目線」の向いている空間をほんの少し空けているわけです。
さらに大きく「目線側を空ける」という方法もアリです。この場合は、左側の空いたスペースに質問テロップを入れるとか、公演情報を入れたりするのもいいと思います。
これはちょっと違和感があります。「目線詰め」というやり方もあるんですが、変わった印象を与えることになりがちなので、無難な映像を撮りたい場合は、「目線は空ける」方が良いと思います。
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(文:森脇孝/エントレ編集部)
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