映像制作コラム 003 映像制作の基本的な流れ
映像制作コラムその3 映像制作の基本的な流れ
こんにちは。エントレを運営しているヴィレッヂの森脇です。
今回は、映像制作の基本的な流れについて書いてみます。
映像制作の段階は5つあります。
1)企画、2)構成、3)撮影、4)編集、5)公開 です。
「誰に観てもらいたい映像なのか?」「そのために、どんな映像にするか?」「どうやって観てもらうのか?」などを考えます。例えば演劇の宣伝映像の場合であれば、
「出演する俳優のファン」に観てもらうために、「俳優が魅力的に映る映像」を作り、「劇団のYoutube」に公開してTwitterで告知する
などです。
「企画」に基づいて、どんな素材をいつ撮影し、どう並べ替えてひとつの映像にするのかを考えます。
撮影はスタジオか、外か? CGは必要か? BGMは入れるのか? ナレーションは入れるのか? スケジュールは間に合うのか? など。
ただし、編集していく段階で変わってくることも多いので、「企画」と共におおまかに考えておきます。
「企画」「構成」した内容を元に、スケジュールを整理し、実際に撮影していきます。俳優を撮影する場合もあれば、刀や銃などといった小道具を撮る場合もあります。
「撮影」した映像素材を元に、編集していきます。
最終的に視聴者は「編集された映像」を目にするわけなので、「編集」はとても大事です。撮影した素材、用意したCG映像などを並べ替え、もっとも魅力的に、もっとも伝えたい情報が伝わるように工夫します。BGMを加えたり、ナレーションを録ったりという「音」を整える段階も編集に含まれます。
尺(しゃく=映像の継続時間)も大事です。Youtubeで公開する場合、長いとなかなか最後まで観てもらえません。30秒~1分半くらいまでで伝わる魅力的な映像を編集するといいと思います。
「編集」して仕上がった映像を観てもらいたい人に観てもらうために公開します。一般的にはYoutubeなどの映像サイトにアップロードして、TwitterなどのSNSを通じて公開します。ただし、年齢層が高い人向けにはYoutubeは届きにくいのが現状です。予算が許せば、Google AdWordsに映像広告を出稿するとか、駅などのデジタルサイネージ、TVCMなどを活用することができます。
ちなみにエントレがゲネプロなどの取材に行く際は、1)2)はすっ飛ばして、3)4)から始めます。
既に撮影された写真素材を元にCMを作る場合には、3)だけすっ飛ばすこともあります。
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(文:森脇孝/エントレ編集部)
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