石丸さち子 演出、東啓介らが出演のRock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』がKAATで開幕
Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』舞台写真
東 啓介らが出演するRock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』が4月3日にKAAT神奈川芸術劇場で開幕した。
本作は「ロミオとジュリエット」の物語を下敷きに、現代における5日間の恋の疾走を描いたロックミュージカル。
舞台は現代。架空の集落の見えない“線=ライン”(=血縁、国境、性別、人種、宗教)に隔てられた若者がそれを越えようとする姿、笑い飛ばして愛する自由を勝ち取ろうとする姿、そして幼い魂の触れあいと成長を現代の若者のリアリティの中で綴る。
出演は東 啓介、豊原 江理佳、柳下 大、中山 義紘、大山 真志、マルシア。脚本・作詞・演出は、ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」などを手掛けた石丸さち子。音楽はミュージカル「マイ・フェア・レディ」などを手掛けた和田俊輔が担当する。
Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』舞台写真
2018年、辺境のための経済復興特別区【グラント】に“ライン”が引かれた。
【デルヒ】と【ゼムリャ】に分かれた二つの街の対立は、驚くべき速さで激化していく。
【デルヒ】のハワル(東啓介)はある日、友人のポドフ(柳下大)、ナウチ(中山義紘)らと、ゼムリャの祭りにもぐり込めることになった。“ライン”上に暮らす女・ドゥーシャ(マルシア)の導きで。
そこで、リェータ(豊原江理佳)とハワルは瞬く間に恋に落ちる。しかし、リェータの兄シーラ(大山真志)は、ゼムリャの血と種を守る民族運動の若きリーダーだった。
転がるように恋しあうハワルとリェータであったが、血気にはやるシーラとポドフが衝突し、二人は引き裂かれていく。街の争い、人々の争いの中、愛を知った二つの命が選ぶ道は……。
初日を迎えた各人のコメントはこちら。
石丸さち子(演出家)
一生に匹敵する5日間を2時間で描きます。駆け抜ける愛、転落する愛を、俳優たちは、16m×10mの舞台をまさに走りつづけて、小高い丘からまさに転がり続けて、全身で物語ります。愛という感情が、人と世界にもたらす力を体感してください。
東啓介
この作品を全員で1から作りあげてきました。現代における様々な境界線、それぞれの愛を感じて頂き、観終わった後、皆様に温かい気持ちになってもらえたら幸いです。劇場でお待ちしております。
豊原 江理佳
ロックミュージカル「5DAYS」。ついに初日を迎えます。純粋に人を愛する、ということをこのミュージカルを観て下さる全ての方に伝えたいです。劇場でお待ちしております!
柳下大
熱い厚い稽古を経て、いよいよ本番の幕を開けます。石丸さんの手により新しく生まれ変わったロミジュリ、「5DAYS」。6人が繰り出す魂の5日間。体感しにいらして下さい。
中山義紘
オリジナル作品が産まれる瞬間を目の当たりにしていただきたいです。この作品は中山義紘自身にとっても大きな挑戦です。お客様1人1人の想像力をお借りして「5DAYS」を一緒に創り上げたいと思います。KAATでお待ちしております。
大山真志
長い時間をかけてこの「5DAYS」を皆で創り上げてきました。この作品を観劇した後、お客様に人を愛すること、生きていることの素晴らしさを感じ、温かい気持ちになって頂けたら嬉しいです。
マルシア
初日はやっと役がおりて来る日。楽しみと緊張が混ざり合い、そしてお客様がそこにいることで作品のラストピースがハマるのだ。「5DAYS」をしっかり生きます。
Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』舞台写真
Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』舞台写真
Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』舞台写真
Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』舞台写真
Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』舞台写真
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
Rock Musical『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』
脚本・作詞・演出:石丸さち子
音楽:和田俊輔
<キャスト>
ハワル/東 啓介
リェータ/豊原 江理佳
ポドフ/柳下 大
ナウチ/中山 義紘
・
シーラ/大山 真志
・
ドゥーシャ/マルシア
2018年4月3日(火)~4月23日(月)/神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 中スタジオ
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