【動画3分】谷賢一「ドラッグの幻覚症状を生演奏と映像で表現したい」舞台『High Life -ハイ・ライフ-』稽古場公開レポート
左から演出の谷賢一、出演の伊藤祐輝、古河耕史、細田善彦、ROLLY
舞台『High Life -ハイ・ライフ-』の公開稽古が行われ、一部のシーンが公開された。
本作は、カナダの劇作家リー・マクドゥーガルの戯曲処女作で、1996年にカナダ・トロントで初演。その後、欧米で数多く上演されている人気作で、日本でも多くの劇団やプロデュース公演が行われている。
今回、上演台本と演出を担うのは、先般異色の音楽劇「三文オペラ」で世間の注目を浴びた演出家・谷賢一。
音楽にはOpen Reel Ensembleから吉田悠・吉田匡、そしてドラムに山口 元基(moltbeats)が参加。映像をDRAWING AND MANUAL清水貴栄が担当し、古河耕史、細田善彦、伊藤祐輝、ROLLYといった魅力的な4名のキャストと奇才・谷賢一とともに不協和音をステージで奏でる。
本作の公開稽古が行われ、一部のシーンが公開された。動画は稽古の様子と、各人のコメントを抜粋したもの。【動画3分】
集まった男4人は孰れもジャンキー。保護観察中のディック(古河耕史)、出所したばかりのバグ(伊藤祐輝)、女性関係で追い込まれているビリー(細田善彦)、そして腎臓が一つしかないドニー(ROLLY)…… 人生に行き詰まった彼らは、一発逆転を狙って大金を手に入れようとディックが思いついた「ある計略」に乗って、銀行のATMを襲うために渋々手を組む。
ディックの期待、バグの苛立ち、ドニーの緊張、ビリーの高揚……盗難車の中で息を潜める四人のテンションが極限まで張り詰めて、一触即発の事態が。
※この物語は、違法薬物の使用等についての反社会的な思想や行為を容認するものでは決してありません。
本作は4月14日から東池袋のあうるすぽっとで上演される。
詳細は公式サイトで。
(文:エントレ編集部)
SMA_STAGE 第一弾公演『High Life -ハイ・ライフ-』
【作】リー・マクドゥーガル
【翻訳】吉原豊司
【演出・上演台本】谷 賢一
【音楽】吉田 悠(Open Reel Ensemble)、吉田 匡(Open Reel Ensemble)、山口元輝(moltbeats)
【映像】清水貴栄 (DRAWING AND MANUAL)
【出演】古河耕史、細田善彦、伊藤祐輝、ROLLY
2018年4月14日(土)~28日(土)/あうるすぽっと
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