【動画3分】碓井将大・赤澤ムック・粟根まことの3人による濃密な舞台「トリスケリオンの靴音」稽古場リポート/3月28日から赤坂で上演
舞台「トリスケリオンの靴音」赤澤ムック・碓井将大・粟根まこと・堤泰之
碓井将大・赤澤ムック・粟根まことの3人が出演する舞台「トリスケリオンの靴音」の公開稽古が行われた。
本作は堤泰之 (プラチナ・ペーパーズ)の書き下ろし作品。プロデューサーがキャスティングした3人の俳優のイメージを元に、物語を作ったという。
本作はとある田舎町が舞台。10年前に亡くなった彫金家の工房を資料館として公開したいと考える建築事務所職員(碓井)、彫金家の弟子だった男(粟根)、彫金家の娘の3人がそれぞれの思惑を持って対峙する。
本作の公開稽古が行われ、一部のシーンが報道向けに披露された。動画はこれをダイジェストにしたもの。【動画3分】
とある田舎町。町の活性化をはかるために様々な取り組みが行われていたのだが、その中に、町出身の彫金家見城海山の工房を資料館として公開しようというプロジェクトがあった。海山が亡くなって十数年。担当になった設計事務所職員佐久間(碓井将大)はまだ若く、海山のことをよく知らないのだが、資料館の開設のために奔走する。
資料館の管理人を任されたのは、海山の弟子だった男土門(粟根まこと)である。土門は海山が亡くなった後も毎日生家に通い、掃除をし、花を生けていた。佐久間は土門から海山の破天荒なエピソードをいろいろ聞かされていくうちに、徐々に海山に興味を持ち始める。
資料館のオープンまで1ヶ月を切ったある日。一人の女(赤澤ムック)が現れる。女は海山の娘だと名乗る。女を見た土門は驚く。彼女は海山の失踪した妻と瓜二つだった・・・
女の出現によって、プロジェクトは思わぬ方向へ向って行く。海山の知られざる過去とは?偶然出会ってしまった三人を結ぶ運命の糸とは?その謎を解き明かす鍵となるのは、海山の残した1点のペンダントだった。そのペンダントにデザインされていたのは三脚巴、すなわちトリスケリオン。
舞台「トリスケリオンの靴音」碓井将大・赤澤ムック・粟根まこと
本作は3月28日から赤坂レッドシアターで上演。その後、5月11日から大阪でも上演される。
詳細は公式サイトで。
(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
舞台「トリスケリオンの靴音」
【作・演出】堤泰之 (プラチナ・ペーパーズ)
【音楽】小林良孝
【出演】碓井将大・赤澤ムック・粟根まこと
2018年 3月28日(水)~4月8日(日)/東京・赤坂RED/THEAER
2018年 5月11日(金)~5月13日(日)/大阪・一心寺シアター倶楽
公式サイト
舞台「トリスケリオンの靴音」
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